EP-277 お葬式で終わらない?日本の死後文化 Does It End at the Funeral? Japan’s After-Death Traditions
- Haruka
- 7月28日
- 読了時間: 12分
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はい、みなさんこんにちは。お元気でしょうか?はい(*´∀`)えーっと、今日は、起きて30分以内に ポッドキャストを録音しております。寝起きです。はい。みなさん、なんか起きてすぐって、活動できるタイプ?私、けっこうね、起きてすぐ活動しちゃうんですよね。なんかもう、起きて10分ぐらいで 仕事開始しちゃうみたいなタイプなんですよね。なんかね、ベッドから出るのは、なんか「うーん」ってなるけど、歯を磨いたら、もう目が覚める感じかな。やる気スイッチ入る、みたいな感じで。みなさんどうでしょうか?みなさんは、起きたあと、30分くらいちょっと脳みそが動かないみたいなタイプか、もう起きてからすぐに活動できるタイプか、どっちですかね?はい。私は起きてすぐにこのポッドキャストを録音しております。はい。やる気満々です٩( 'ω' )و
ということで、今日のトピックはですね、全然違うんですけれども、えー、まあ日本の、えーなんて言うの、死者の供養の話ですかね。まあそろそろ、あと1ヶ月もないぐらいでお盆に入るので、まあお盆はちょっと特別な時期になるので、今日はね、まあ日本でね、人が亡くなったあとって、 何するの?っていう話です。意外にこういうのって知らないよね。やっぱ国ごとに全然文化違うじゃん。宗教によっても全然違うので、日本のね、よくある死後の話。基本的に日本では仏教のやり方で死者を供養することがほとんどです。私もそうですね。ほとんどの人がそうなので、今回はその仏教のやり方を説明したいと思います。「え、亡くなったら、だいたいお葬式とかじゃね?」「お墓参りに行くみたいな感じじゃないですか?」 って思う方いると思うんですけど、実は全然違うんですよ。めちゃめちゃ行事があります。めちゃめちゃ行事があります。(2回目)で、まずですね、日本は仏教なんですけど、まず誰かが亡くなりましたと。(その)後にお葬式が始まるわけではないです。その前に、まずお通夜というものがあります。お通夜っていうのは簡単に言うと、お葬式の前夜祭みたいな感じ。お葬式までは行かないんだけど、亡くなった方に関係者の人たちが会いに来たりとか、お友達とか同僚とか、関係者の人たちが会いに来て、お経をあげて、ご飯を食べたりするのが、お通夜ですね。だいたいその次の日とかにお葬式、 告別式って言うんですけど、本当は。告別式が始まります。告別式に参列する方は、基本的に親族とか、かなり亡くなった方と 距離が近かった人が告別式に参加します。親友とか、会社の上司だった人とかね。告別式は、だいたい1日かかるかなと思うね。 (告別式→火葬→食事会まで1日かかるということ!)お寺に行って、お寺でみんな座って、真ん中にお坊さんがいて、お坊さんがお経を読んでくれる。
で、このお経なんですけど、だいたい仏教だと、スタイル一緒なんですけど、ちょっと違います。ちょっと違う。それはね、仏教の宗派によって違います。で、日本の仏教の宗派の割合をちょっと調べたんですけど、一番多いのが浄土真宗48%。これ、うちの両親、母方か父方かは忘れてるけど、 たぶん浄土真宗。どっちかがね。が最も信者数が多くて、続いて浄土宗19%。これもどっちかが浄土宗。うち、なんか両親ね、別々なの。母がたぶん浄土真宗で、父方が浄土宗だったと思うんだよね。で、それが19%。次が曹洞宗12%。日蓮宗10%。といって、宗がね、ちょっと違うんですよね。で、もちろんどこの宗派によってっていうのは、 ちょっとね、そのお葬式とかのやり方も違うんですけど、えっと大きく違うのは、よくね、南無阿弥陀仏って聞いたことあると思うんですよね。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏っていうね。例えば、鬼滅の刃のね、悲鳴嶼行冥さん、柱の一番強い人がね、よく「南無阿弥陀仏」みたいなこと言ってますけど、あれはね、仏教のお経ですね。で、あの南無阿弥陀仏は、 実は浄土真宗とか浄土宗のお経なんですよ。で、日蓮宗っていう、また別の宗派になると、南無妙法蓮華経で、また別のお経になります。私、誰かのね、けっこ...結婚式じゃない、すいません。お葬式に行ったときにね、南無妙法蓮華経を聞いたんだよね。うちの家族は全員南無阿弥陀仏なんだけど。っていう違いがあったりするので。そんな感じ。で、そして、そして、えー、その告別式が終わったあとに、火葬場に行きます。火葬場で火葬をします。日本の仏教だと、基本的に火葬ですね。で、火葬が終わって骨だけになった状態になると、その骨をね、お箸で...。お箸っていうと、ちょっとなんか 食べるお箸を想像すると思うんですけど、違いますね。もっとちゃんとした、なんか特別な専用のね、お箸で骨を拾って、骨壺に入れます。私も経験ありますね。おじいちゃんおばあちゃんとかで。骨壺を持ってお食事会場に行って、お食事をするっていうのが、だいたいのお葬式の流れになります。
私もね、もちろんお葬式は自分の祖父母とか、 親戚とかで主に経験したことがあるんですけど、これさ、まあ、もし自分の両親が亡くなった場合、マジで自分どうすればいいんだろうって、本当に思って、 今回ちょっと調べたりしてるんだよね。なんか、自分が何の宗派だっていうのが全くわからない。たぶん多くの日本人の人はそうだと思う。 自分の家がどこの仏教の宗派なのかとか、マジでわかんない。で、誰を呼べばいいのか。お葬式に。誰に声をかけて、誰を告別式に呼ぶのかとか、なんかかなりわからない。どこのお寺に頼むのかとか、マジでわからないんで、今ちょっとね、私も30で、両親も70近いんで、こういうのをね、両親に聞いといたほうがいいなと。今ちょっと調べて思いました。かなりね、家族が忙しくなるんですね。お葬式。 これはどの国もそうだと思うんだけど。お葬式はこんな感じです。ただ、これだけでは終わりません。全然終わりませんよ。まだまだ続きます。四十九日という行事があります。四十九日っていうのは、「49日」って書いてあるんですけど、亡くなった日から49日後に、もう一度法事をやります。法事。法事っていうのは、お坊さんを呼んで、お経を唱えてもらって、みんなでお食事会する。この一連のイベントが法事と言うんですけど。なんで49日、亡くなったあとに49日に、 そういうことをするかというと、仏教の中では、49日後に成仏するって言われてるんですよね。死んだあとの、次の人生、 次の行き先が決まる、みたいなことですね。地獄に行くとか、極楽浄土に行くとか、そういうことが決まるのが49日なんですよね。だからそこで、それまでに、私たちは亡くなった方が どうか良い方向に行けますようにというか、極楽浄土に、一番いいんですけど、 行けますようにっていうのを祈って、それが49日後。ここは基本的に親族だけですね。親族だけ呼んで、またお坊さんを呼んで、ここで初めてお墓が出てきます。お墓の準備が必要になるんですよね。49日後に。で、お葬式のときに火葬したお骨ですね。お骨。お骨をお墓に入れるのが49日のとき。だから、すごく大切ですね。 このお葬式と、四十九日って言うんですけど、この四十九日はめちゃめちゃ大切です。ただ、まだまだ続きます。まだまだまだまだ続きます。
次は初盆。初盆です。お盆ですね。 これもとても大切な行事になりますね。基本的にお盆は8月の13から16ぐらいの時期なんですけど。これ、場所によって違います。東京はそのぐらい。で、亡くなった人が初めてお盆を迎える日。これはすごく大切です。特に大事。またお坊さんを家に呼んだりとか、お寺に行って、お坊さんにお経をあげてもらったりとかして、 また法事をやります。ちっちゃい法事って感じかな、もしかしたら。で、お墓参りしたりとか、 家に仏壇がある人は提灯の飾り付けしたりとか。田舎だとね、すごい豪華な飾りを作ったりする人いますね。うちも、東京の実家は家がそんなに大きくないので、仏壇もちょっとちっちゃめ。で、そんなに家にお坊さんを呼んだりとかせずに、 お寺に行きますね。でもなんか、私の大分の九州の方の母の実家は、けっこう田舎なので、大きな仏壇が家にあります。その仏壇の前にお坊さんを呼んで、お経をあげてもらってました。ここで特別な提灯とかの飾りをするんですよ。よくお店の前にある提灯とか、 お祭りで見る提灯とは全然違います。全然違う。色も紫とか水色、白で、すごく綺麗です。ちょっとみんなググってみてください。初盆の提灯飾り。すごく綺麗で、私はなんかこう、 あれを見ると不思議な気持ちになりますね。これが初盆ですね。まだまだ続きます。まだまだ続くんです。日本のこの死者の供養はすごく長いです。
次は一周忌。亡くなって一周忌、1年ですね。で、また法事をします。お坊さんにお経を読んでもらって、親戚たちと集まって、 お食事会みたいな。で、お墓参りしてとか。そんな感じ。それが法事ですね。1年の一周忌。あと3年の3回忌、7年の7回忌、あと13回忌、17回忌、21...21? 23だっけな? どんどん続いていきます。23、27、33で、50回忌がマックスかな。亡くなった命日から50年ですねただ、一般の家庭ではこの50回忌はしないと思いますね。さすがに。というのも、やっぱり50年。亡くなった方の命日から50年経っていると、その亡くなった方を覚えている人もいないんですよね。 亡くなってしまったりして。で、やっぱりこの法事をやるってなると、お金もかかりますし、人も呼ばなきゃいけないしっていうのは、 ちょっとコストがかかるわけですよね。だから、めっちゃたぶん大物の有名人とか、すごい由緒正しき家庭とかだったら、もしかしたら、おじいちゃんおばあちゃんの 50回忌をするかもしれないですけど、あんまり聞いたことないね。実はですね、うちのおばあちゃんの17回忌。亡くなって17年の17回忌が、今年の秋に行われるっていうのが、うちの父から先週ちょうど連絡がありまして。で、「はるかはいつ日本に帰るんだ」という連絡で。たぶん11月ぐらい。いや、10月ぐらいに、もしかしたら おばあちゃんの17回忌の法事をやるかもしれないから、帰ってきてくれないかという連絡がありました。まだ日程決まってないんですけど。たぶんこの17回忌が最後になるから、親戚がみんな集まるのもこれが最後になると思うから、 できるだけ来てほしい、みたいな連絡でしたね。まあそうね。やっぱ、おばあちゃんの周りの人たちは もうほとんど亡くなっているし、親戚ももう70、80なんで、これが最後なのかな、という感じです。
でもね、こう考えるとすごく長いよね。お葬式から始まって、四十九日があって、初盆があって、一周忌があって、3、7、13、17とやってきて。けっこうね、長いですね。日本の亡くなった方への供養。でも私はこの文化、けっこう好きで。大変ですけど。たぶん親はいつも大変そうなのよ。うちのおじいちゃんとかおばあちゃんの...。 誰を呼ぶとか、どうする、いつやるとか、お金の準備しなきゃいけないとか、いろいろね、調整しなきゃいけないので、 すごく慌ただしくなるんですけれども、個人的には、やっぱそういうときじゃないと 親戚ってたくさん集まらなかったりするし、〜回忌っていうところで、法事を行うことで、 おじいちゃんとおばあちゃんのことをみんな思い出したりとか改めて感謝の気持ちを伝えたりとか。忘れないためにもとてもいい行事だなと、個人的には思いますね。はい、いかがでしたでしょうか。日本のね、この死後の文化っていうのは、 かなりかなりスケジュールがしっかり決まっていて。みなさんの国ではどうですかね?全然違うよね。たぶん、同じ仏教の国でも全然違うところあると思う。まあね、でも今はたぶん、 もっともっと簡素化されてると思いますね。お葬式はすると思うけど。49日はすると思うね。やっぱりお墓にお骨を収める、 みたいな部分はしっかりやらなきゃいけないけど、例えば、初盆とか何回忌っていうのは、けっこう簡素化されてたり、やらないっていう人もね、今の時代あると思うんですよね。っていうのもやっぱり、 伝統文化って日に日に薄れていくじゃないですか。私は大分県という、大田舎が...。大田舎があったから、けっこうお坊さんが家に来るっていうのは、けっこう日常的。毎年夏になると、必ずお坊さんがやってきて、家でお経を読んでくれて、正座を30分くらいしなきゃいけなくて、「足痛いな〜」みたいなのが、毎年の夏の行事だったんですけど。東京にいるとね、なかなかそういうことは 少なくなっているかなと感じております。家の中に仏壇がある人も、ほぼ見たことないですね。 家の中に仏壇がある人って、東京で。古い家とかだったらね、あると思うんですけれども。という感じでね、何か質問とかがあったら、 ぜひコメントで教えてください。私も秋にはおばあちゃんの17回忌の法事があって、たぶんそろそろ、うちのおじいちゃんの…まだかな?7回忌とかがある。3回忌はね、終わったばっかりだから、 次7回忌がたぶん大分であるね。その時には自分も大分に引っ越していたいなと思いますね。で、もし自分が大分に住んでいたら、たぶんめちゃめちゃ手伝わされると思いますね、いろんなこと。まあでも、なんか勉強というか、 覚えておいた方がいい気がするので、そういう手順とか準備とか、伝統的な部分でね。そう感じます。31歳。はい、ということで今日は、 日本の死後の文化、供養のやり方についてでした。
今日話した話、またトランスクリプトを作りますので、 私のウェブサイトをチェックしてみてください。あと、Instagram、YouTube、 こちらのフォローもお願いいたします。あと、Sunny Side Japaneseのポッドキャストがあります。先生たち、いつも2人で会話する形式になっているので、もっと自然な日本語が聞けると思いますので、ぜひおすすめです。YouTubeチャンネルも開設しましたので、 ぜひフォローお願いいたします。YouTubeチャンネルでは、これからちょっと ビデオありのポッドキャストをアップしていこうと思うので、よろしくお願いいたします。あとは、Sunny Side Japaneseですね。こちらは新しいメンバー募集中です。一人で日本語勉強していてちょっとモチベーションが下がっているとか仲間が欲しいとか会話上手になりたいとかそういう人たち、Sunny Sideがぴったりです。ありがたいことに、メンバーも日に日に増えていってけっこう盛り上がっていて、みんな本当に友達みたいな感じですごいいい感じですので、自分で言うのもなんだけど。ぜひぜひトライアルから始めてみてください。8月からですね、そのSunny Sideのちょっと特別プランとして、15日だけのお試しプランみたいなものを作る予定です。ちょっと試してみたいんだけど、 1回のトライアルクラスじゃなくて、実際にメンバーの人としてDiscordに入ってみたりとか、 メンバーイベント参加したりとか、部活に参加したり、みたいなのができるっていうプランを ちょっと作りますので、8月・9月限定になりますので、興味ある方、ぜひチェックしてみてください。あとなんだろうね。Patreon、こちらのメンバーも募集しております。はい、Patreonではね、追加コンテンツいろいろありますので、もっと日本語を勉強したい方、そして「Haru no Nihongoを応援したいよ!」という方もね、ぜひPatreonに参加してみてください。はい、以上です。そんな感じですね。特に話すことないです。今日はもう。なので終わりにしたいと思います。はい、それではまた次回。さようなら〜!
<単語/Vocabulary✏️>
脳みそ
供養
お葬式
お墓参り
行事
お通夜
前夜祭
告別式
参列する
親族
お坊さん
お経
宗派
火葬する
骨壷
法事
唱える
一連の
成仏する
極楽浄土
提灯
〜周忌
回忌
命日
由緒正しき
調整する
仏壇
正座
簡素化
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