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EP-276 ハーフのケビンさんに聞いた、日本での生活🇯🇵🇳🇴 Life in Japan: Kevin’s Story as a Mixed Person

  • 執筆者の写真: Haruka
    Haruka
  • 7月24日
  • 読了時間: 23分



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みなさんこんにちは。お元気でしょうか?はぁい!!ということで、今日はお久しぶりにスペシャルゲストをお呼びしました。ケビンさんです。はい、よろしくお願いします。よろしくお願いします。お久しぶりです。実はケビンさんのチャンネルの方で、3年前か4年前ぐらいにコラボさせてもらって、で、今回、復活。ケビンさんのポッドキャストが復活したということで。復活しました。おかえりなさい。不老不死です。だから、私のチャンネルでもケビンさんと ちょっとお話しさせていただくんですけれども、ケビンさんのチャンネルの方でも私は、あのー何の話しましたっけ。ヨーロッパの話! ナント、(はるかが)住まわれているナントと、ノルウェーのオスロのいいところですね。いいところ、“”、ですね。などなど。海外生活について話しました。そう、海外生活の話をしたので、ぜひ聞いてみてください。ケビンさんのことをまず紹介をさせていただきたいんですけど、ちょっと簡単に自己紹介をお願いいたします。はい。Kevinvin Japaneseという日本語のポッドキャストをしています。はるかさんの後輩です。ポッドキャストにおいては後輩です。えー、生まれも育ちも東京ですね。ですが、父がノルウェー人で、母が日本人のハーフですね。いわゆるハーフです。大人になるまで、20歳ぐらいまで日本でずっと暮らして、 生まれ育ったんですが、その後にノルウェーですね。お父さんの国、ノルウェーに興味を持って、そこの学校に行ったりとかですね、そこで仕事をしたりとかして、今はそのノルウェーで、これからですけど、日本語教師をまたやります。イエーイ! オスロにいらっしゃるんですよね。そうです。ノルウェーの首都です。ぜひね、今からね、ケビンさんは日本語教師としてのレッスンを ...なんか再開ってことですよね。前回やってて、また再開。そうです。えっとー、音楽をやってまして。ギターを弾いたりとか、歌を歌ってたんですけど。ノルウェーの音楽学校行ってやろうと思って。あのー、いろいろ勉強してね、 ノルウェーの音楽学校行ったんですけど、肌に合わねえっていうことで。残念ながらね。フィーリングがありますからね。フィーリングがあるから、ちょっと合わないなっていうところで、いろいろ、まあ、なんて言うんですかね、心もね、病んじゃって。すごく弱ったところに、ポッドキャスト、俺すごい楽しかったなって思って、それを始めてたら、楽しかった思い出がどんどん蘇ってきて、また日本語の先生やろうと思って、少しずつ始めてますね。そう。素晴らしい。いろいろあって、今舞い戻ったケビンさん。 舞い戻った!ですけれども、ケビンさんのポッドキャスト、めっちゃ声がね、本当に声がいいんです。今聞いている方は分かっていると思うんですけど。 恐縮です。本当に寝る前に聞いたら、めっちゃ安眠ですよ。良い睡眠取れそうな感じがするので。頭の中も日本語になるし、一石二鳥じゃないですか。あざす。あざす、なんか。雑な、雑な紹介したけど、めっちゃ声いいんだよ。ケビンの話聞いてると、眠くなるねって言われて。いい意味で言われたんですけど、いい意味って何?って思ったんですけど。じゃ、寝るときに聞いてもらうポッドキャスト、 日本語勉強でしてやろうと思って、それで始めました。わかります。大丈夫かな?私も言われるんですよ。はるかさんの声聞いてるとなんか、はるかさんのポッドキャスト聞いてると、途中で寝ちゃうんです。だから寝る前に聞くんですって。それいいこと?みたいな。どう思います?それを。いやいや、なんか複雑な気持ち。それは複雑な。でもなんか大丈夫かな。今日はちょっと眠い声と眠い声で、ちょっとみなさんと睡眠を ちょっと誘ってしまうかもしれませんが、そろそろ寝る感じだな。大丈夫?まだ本題に入ってないですけど。 テーマ入ってない。はい。


今日のね、ちょっとね、本題はちょっとね、あの、真面目なお話になるので、寝ないで、みんな。ちょっと聞いてほしいんですけど。まあ、すいませんね。初回のゲストなのに、初めてのゲストなのにちょっと重い話をしてもらうのは、ちょっと恐縮なんですけど、ケビンさんはノルウェーと日本のハーフとして、日本で生活してたっていうね、経験があるので、ぜひそのハーフとしての日本生活について、 私はちょっと興味があるんですよ。あれ?出身どこでしたっけ?東京ですか?東京ですね。結構都心の方でした。大人になるまでは。じゃ、そのケビンさんが生まれたとき、その幼少期、子供のとき、 周りに自分みたいなハーフの友達はいましたか?いました。最初、インターナショナルスクールっていう、 外国人の子供たちと一緒に行く幼稚園。完全に英語の幼稚園だったんですけど、海外...モンテッソーリってわかりますか?モンテッソーリっていう教育の方法があるんですけど、自分のことは自分でやるっていう。本当3歳、4歳でも。なんで、靴ひもを結ぶときにも、自分でやりなさいって言われて。それが僕は耐えられなくて。逆に?確かに日本ではないですね。逆ですよね?日本はね。そうそうそう。日本は結構ね、幼稚園のときは、まあ、放って置いてきぼりっていうイメージはないじゃないですか。結構逆に、なんか過保護なイメージは結構あるんで。 日本の教育は。「あれしなさい」「これしなさい」とか。そう、お姉ちゃん子だったから...お姉ちゃんいるんですけど。「お姉ちゃんお姉ちゃん」ってずーっと泣いてて。なんで、もう親が「しょうがない。この子はインターナショナルは無理だ」って言って、そこから日本の幼稚園に移されて。そこからずっと日本の普通の小学校、中学校だったんですけど、だいたいそのクラスに、2人、3人かな。3人ぐらいは、ハーフの、いわゆるハーフという子供がいましたね。でも、それはヨーロッパの子なんですかね?どういう国の人が多かったですか?やっぱりアジア系も多かったですね。フィリピンとか、中国とか、韓国もいたけど、僕が一番仲良かったのは、アメリカとのハーフの子で。そうそう。その子とずっとバスケしてましたね。ずっとワン・オン・ワンやってました。そっか、じゃ、転校したみたいなことなんですね。幼稚園で転校?転園?あまり聞き慣れない言葉。だいぶ早めに転園させられましたね。でも、じゃ、インター。 インターナショナルスクールのこと、インターって言いますね。インターでは毎日英語じゃないですか。家では日本語なんですか?本当にちっちゃいときは英語だったと思います。4歳とか5歳までは英語だったと思います。車が大好きだったんで、車のおもちゃとかもらうと、もう「CAR!CAR!」って ずっと言ってたって言ってますね、お父さんは。英語でしたね。それは。 ずっと英語だった。やっぱりその学校の環境ってすべてだから、子供にとってね。小学校とか、友達の中で話す言語だけでやっぱりなってしまうので、そこからはもうずっと日本語で。なるほど。転園したときに、言語の障害みたいなもの、ありました?日本人ばっかりじゃないですか。100%日本語、みたいな人たちばっかりじゃないですか。はいはいはい。今まで英語だったわけじゃないですか。インターで。大変だったこととかありますか?いや、でもね、本当お姉ちゃん子だったから、お姉ちゃんについていけば、 なんとかなるっていう感じだったから、結構サポートもあったから、幼稚園で何かストレスな経験だったっていう記憶はないですね。自然に結構お姉ちゃんについていったら、 お姉ちゃんについていこうっていう。そうそうそう。日本語も家では使ってたから、両方混ざってた。なるほどね。 めっちゃお姉ちゃん子。私は幼稚園のとき、ハーフの人いたか分かんないですよ。


でも幼稚園の中で、私はなんかインターとか行ったことない、 存在も知らない。その時代のはるかちゃん。幼稚園の。外国とは何?だったから、多分、幼稚園に外国の方とか、私も東京なんでね、多分、外国の方多かったと思う。ハーフの人とか。本当ですか?でも全く意識しなかった。ハーフってなーに?みたいな感じだったんで。幼稚園はでもそんなもんなのかな。小学校とかになったときにどうでした?生活は?日本での。小学校楽しかったですねー。それはよかった。 小学校楽しかったですよ。どんな感じでした?本当に普通の小学生で、変わらずにっていう感じでしたけど、僕はもともとシャイで、内向的だったんですけど、今もそうなんですけど。シャイながら、友達もできて、 結構いろんな友達がいたりとかしましたね。素晴らしい。 そうそう。特別扱いとかもされなかった記憶はありますけど、唯一、サッカー。サッカーを始めたんですね。サッカーを始めて、他の学校に行くことがあって、その他の学校で いろんな学校のサッカーチームが集まってたんですよね。そしたら、門、ゲートを開けた瞬間に、 座っている子どもたちが「なんか来たぞ」みたいな。「なんかヤバいの来たぞ」みたいな。そのとき、結構背が高いとか、そういうのありました?ちょっと高めでしたけど、すごい高いわけじゃないけど、ハーフあるあるか分からないですけど、結構ね、 髪の毛がね、明るいんですよ。ちっちゃいときって。僕めちゃめちゃ茶色くて。今、結構黒めなんですけど。だからもう「来たぞ来たぞ」みたいな。で、そのとき有名だったベッカム。懐かしい。 めっちゃイケメンなんです。(僕は)全然そんなイケメンじゃないのにイケメンな人を、「ベッカム来たぞ」みたいな。 ベッカムになっちゃった。「ベッカム来たぞ、おい」。 子供ですね。なるほどね。シャイだし、日本ってやっぱ、小学校のとき、目立ちたくないっていう、みんなと一緒になりたいっていう... (気持ちが)なんかね、あると思うんですよね。みんなと...あんまり違うことしちゃいけない。目立っちゃいけないっていう。僕の性格もあるから。それですごいね、嫌だった記憶はありますね。それは。そうか、「ベッカム」と言われる。 確かに「俺ベッカムじゃねえし。注目しないでよ」っていう。試合とかで、僕ディフェンスで、ヘディングして、 クリアとかするんですよね。全然大したことないよ。クリアって別にゴールでもなんでもないから。だけどクリアしただけで「おっ!でかっ!あいつやるじゃん」 みたいな。いや、絶対バカにしてるじゃん、みたいな。そうそう。あともう、白人でハーフだったら、英語は話せるっていうのも、日本人は思ってたりするんですよね。思ってる方がいらっしゃったりしたから、僕のサッカーのコーチに「お前英語喋れるのか?」って言われて、「いやいや、全然僕はダメです」みたいに言ったら、「ハーフなのに英語話せないのか」 って言われたのはすごく覚えてて。なんか自分がなんか完成してないみたいな。英語をしゃべれないと、ハーフとしてなんか正解じゃない、みたいなのを、 すごい思った記憶ありますね。確かに。だって生まれも育ちも日本だよって言うてるのに。そう、言うてるやんって。 言うてるやんって。しかもコーチってことは大人ですもんね。大人の方に言われたこともありますね。確かにな。ハーフイコール英語は、 確かに私も多分幼少期はあったかもしれない。申し訳ないけど。多分、でもなんかそれは多分、憧れの気持ちも多分あって。「ハーフすごいかっこいい。英語しゃべれるんだ!わー!」 みたいなのが、逆にすごいプレッシャーに感じてしまっていたっていうのは、 多分こっち側は気づかない問題ですね。確かに。そうそうそうそう。だから僕はすごく幸運なことに、運が良く、 いじめと言われるいじめを受けた感覚はなくて、でもそういうプレッシャーは感じたことはたくさんある。


中高、なんか小学校の間。私のこの...すみません、私の実体験になっちゃうんだけど、小学校のときも、私が同じクラスに ハーフの子が結構いたんですよ。ハーフじゃなくても、外国人の子が転校してくることがあって、アジア系の方は多かったんですけど、フィリピンハーフの人、結構いっぱいいて。あと韓国、中国とかアメリカとかもいましたけど。でも、その当時は海外という感覚が自分にはあんまりないので、違いとかそんなに意識したことがなかったんですよ、自分の中で。でも中学になったときに、同じようにハーフの人とか 外国から転校してきた人がいたときに、ちょっとなんか感覚が、学生たち、他の学生たちが明確に「うん、ハーフだ」というふうに認識するようになった気持ちがあって。どうでした?大人になるにつれて、 ちょっと周囲からの目みたいなものは変わったりしましたか?中高とかで。えーとね、やっぱり小学校のときは分からないし、なんかベッカムー!とか単純なね、 違うっていうだけっていう...なんですけど、まあ中学高校になると、その僕の場合はね、まあポジティブな方だと思いますけど、そのハーフに対する憧れっていうのが、みんなが出てくる。みんな洋楽とか海外の音楽とか、英語も学び始めるし。そういう憧れが出てくるから。 うーん、確かに。だから、そのハーフイコールかっこいい、 かわいいっていうイメージを、僕に結びつけるとか、ありましたね。家庭科の授業があったんですけど、そのときに、なんか紅茶をね、僕がその、ご飯を作る授業、 紅茶をこうやってエプロンつけて入れてたんですよね。そしたらなんか「お前すごい。お前、様になってんな」 って言われて。「似合うぞ、紅茶が!」 「似合うぞ、こいつ」って。「すげー!」みたいな。拍手喝采起きて。僕の中では「?(はてな)」なんですけど。確かに。そうですよね。 そうそうそうそう。なんかね、そのクラスの中の人気者の 面白いネタにされるというか。なるほどね。先生も良かれと思って、なんか「いいだろう」みたいな気持ちで やってたかもしれないですね。そうですね。とか、もうなんか箸とか、すごい僕普通に使えるんですけど、それも友達とかに「ハーフなのに上手だな」みたいな。うわ、やりとり。生まれも育ちも日本だって言ってんのにね。そうそうそう。良かれと思ってじゃないけど、別に悪気はないけど、今考えるとそんな言わない方がいいよね、みたいな。 確かに。今もそうですけど...私たちは今、日本語教師だし、海外の人との交流があるから、特に私はね、そういう差別の話とか、そういう外国人と日本人、みたいな、そういう話をよく聞くし、意識してるんですけど、やっぱりなんかこう、外国人の見た目を持つ人に対して、日本人じゃないという、なんか「日本語喋れるのすごいね」「お箸使えるのすごいね」っていう、やっぱステレオタイプはまだまだありますね。めちゃめちゃあると思います。慣れないんだろうね。 良かれと思ってっていう。そうそう。「子供が欲しい」とかね。「ハーフの子供欲しい」とか。別に、男女関係なく言ってきますし。でもハーフって言っても特定の国でしょ?きっと。多分。特にやっぱり白人とか、ヨーロッパとか、アメリカとの国の人との間だとそういうふうに...っていう意味で言ってる。そこも多分、区別もしてない可能性もあるし。そうそう、アジアとのハーフとか、アフリカとのハーフ、 いろんなハーフがあると思うけど。そうそうそう。ありますね。 なるほど。ケビンさん的には、周りは悪い気持ちがあっての差別じゃないけど、外国人の扱いをされた経験があるけど、相手にとっては良かれと思ってやったことに対して、ケビンさん的には不思議に感じることが結構あった感じですね。うーん、そうね。はてなマークだし、そこに出てくるプレッシャー、 「こうであらなきゃいけない」とか。僕、すごいシャイで引っ込み思案だったんですけど、ハーフだから、「ハーフだともう少し明るくてフレンドリーで ホームパーティーするでしょ?」とか言われるんですよね。「ホームパーティー、ハーフだからするでしょ?」 って言われたこともあって。そういう明るいキャラクターじゃなきゃいけないっていう プレッシャーの中で、そことのせめぎ合い、 自分の中のジレンマがあったりとかもしましたね。明るくなきゃいけない。ハーフのステレオタイプに。そのときはステレオタイプが悪いことというか、 それが正しいと思ってるから、「そうしなきゃ」とか。そっか、それはヨーロッパの白人のハーフの方の よくあるプレッシャーかもしれない。英語喋れなきゃいけない、頭いい、陽キャ?フレンドリーでイケメン美女、みたいな。モテるとかね。 いろんな...運動ができるとか。すごい、すべてにおいてのスキルが、私たちより上、みたいな感覚は確かにあるかも。これがもし違う国、例えば、他のアジアの国とか、ラテン系とか中東とか、 また別の国だと、多分また全然違うステレオタイプが生まれてくる、みたいな。ありそうな気がする。


僕も小学校、中学校のときはやっぱり、自分のルーツが恥ずかしいって思ったときも何回もあったし、お父さんがノルウェー人なんですけど、授業参観といってね、クラスにお父さんお母さんを見に来ることがあるときは、 絶対お父さんに来てほしくなかったんですよね。目立つから、みたいな。 目立つから。やっぱり目立ってほしくないっていう。「ケビンのお父さん来たぞ」って。ちっちゃいときって、 やっぱりそういうの目立たせたくないっていう。恥ずかしいですよね。そうそう。軽くバカにされるイメージだから。それがすごい嫌だったりとかしたんで、そこにすごく敏感になってたところありますね。今はすごい。今もうすごい誇りですけど、 自分がハーフであることを。それはよかった。 すごく誇りに思えてるし、両親にも感謝してるし。そうそうそう。 ちっちゃいときはやっぱりね、敏感になってましたね。でも今はどうですか?今はその友達とか、大学もそうですし、 会社は分からないですけど、今の日本の社会で自分がハーフであること。大人になって、不便とか、これ嫌だな、みたいなこととかありますか?不便?いや、あると思いますね。僕みたいなキャラクターだとね、ちょっとシャイだったりする人。でも人によっては、それを逆手にとってというか、ハーフだからこそ、ちょっと常識から外れたことをしてもOK、みたいな。ちょっと言葉遣いできなくても。会社とかでもやっぱり言葉遣い大事だったりとか、上司とかの関係性とか。ハーフだからこそちょっと近くても大丈夫とか。あー逆にプラスに取って。 プラスに取ってる。僕、大学でそれ研究したんですけど。アイデンティティみたいな、ハーフのアイデンティティ。なんかやっぱ2タイプいるって思ってて。その2タイプの中の1つが、 そういうふうにハーフというのを使って生きていく。いいように使って、うまく使って生きていくタイプ。もう1つは別に、自分は1人の人。人間。別に国籍とかで見てない。そこからじゃないところにいる人。そういうパターンがいると思ってて。なるほどね。僕も両方ありましたね。生きやすいところもあるし。でもなんか日本に住んでると、それ受け入れるしかないから。それをポジティブに捉えるしかない。大学とかでも、アメリカのハーフの、違うね、 この前、小学校の友達の違うハーフの親友がいたんですけど、なんかこの2人で僕なんかずっと一緒にいたから、なんか他のサークルの飲み会とか行くと、「One Direction来たぞ」みたいな。ベッカムからOne Directionになっちゃった。「One Direction?」もう全然違う。言われて。「写真撮って」みたいな。 へー。それも考えようによっては、すごい差別というか、ちょっとね、違う。良くないことかもしれないけど、「分かった分かった、楽しもう」みたいな感じで。心が広い。人気者に、良い意味では人気者になるし、 悪い意味では目立つ。特別扱いされるのが嫌だっていう、二面性がある感じですね。 二面性がある。今言ったのは、初対面とか、 あんまり知らない人との関係性の場合が多いですね。もちろん、知り合って仲良くなったら、国籍とかで意識しない。さっきの友達もそうですけど。 意識しなくは、もちろんなるから。そこに関しては問題はないと思いますけど。 なるほどね。確かに。


でも最近、SNSとかのインフルエンサー見てると、ハーフの人、めちゃめちゃ多い気がするんですけど。多いですね。めちゃめちゃ多い。自分の、今の日本人って、 どうしてもハーフへの憧れがある人の方が多いんですよね。特に大人になると。自分の国が2つあるとか、例えば、他の言語を話せたら、それももっと憧れになるし、見た目が違うって、かっこいいって思う人の方が、大人になると、ちょっと増えると思ってて。やっぱ、そういうインフルエンサーとか、 すごい人気になるイメージがありますね。自分の両親の紹介とか、自分の子供のときの体験とか、言語学習とか。それは多分、ポジティブに捉えて生きていってる ハーフの方々っていう感じなのかなって。うーん。やっぱその、俯瞰で見れる。自分のことをなんか外から見れると思うんです。ハーフの人は。結構ね、周りからどう見られてるかって、 ずっと考えて生きてるから。なるほど。そうそうそうそう。だから、なんか「周りと同じじゃなきゃ」っていう自分もいるけど、「でも違うところもいいよね」っていう、いいミックスで生きていければ良いところもあると思うけど。でもやっぱ理想は、まあ、そこ、国籍がどうとかってことで、自分を考えることなくなることがいいと思いますけどね。ヨーロッパとか、やっぱり人種がすごい多いから、人種がどうこうで「英語話してみて」とか言われない。別にね。でも、どうなんですか?ノルウェーに行ったら、日本人のハーフとして 扱われるわけじゃないですか。なんかそこでの変わった経験とかは逆にありますか?ない? ノルウェーですか?ノルウェーはどうだろう。そんなないと思いますね。ノルウェーは本当にフラットに扱ってくれてる。 いいですね。イメージはあります。逆に言うと、自分の感覚だと、「本当に日本人」。ハーフだけど、ノルウェーにいると、もちろん、THE・日本人っていう感覚で生きてますね。もちろんみんなと比べて、ノルウェー語ペラペラじゃないし。この前も話したんですけど、パーティーとか行くと、最終的には「日本のあそこのご飯って美味しいの?」とか、「日本のおすすめの場所教えて」とか、「今年日本行くから」とか。日本の文化アンバサダーになるんですよ。日本文化大使ですね。 文化大使になる。そうそうそう。なんかすごい日本人だなって思う。でも日本にいると、初対面の人はね、「どこなんですか?ノルウェーの方なんですか?」みたいな。「ノルウェーじゃないよ、ハーフだよ」って言うんですけどね。 なるほどね。ノルウェーの方ではない。確かに。英語も全然、最初からできてないよ。ネイティブじゃないよって言うんですけど。最初はどっちにいても、出身が周りから見られるのが違うっていうジレンマはありましたけど。そこを楽しもうぜっていう気持ちになれればね。そうそうそう、いいと思う、 確かにね。すごい寛大な心、すごい広い心を持っている。広い心を持って生きるしかない。まあね、確かに。まだまだね。


本当に日本は...どう思います?最近の...最後に最近の日本について ちょっと話したいと思うんですけど。そう、なんかまあ本当に最近じゃないですか。日本に観光客がザーッと来て、海外の人たちがハーフじゃなくて、海外に住んでた人たちが日本に引っ越してくる人が多くなったり、そしてハーフが増えたりとか、あるじゃないですか。ありますね。日本人はまだまだそれについて、全然理解が全く追いついてない 状態だなって、私的には結構思ってて。それこそなんか、外国人見たら「え、私英語喋れるの?」みたいな。「Hi!」みたいな。「いや日本語喋れるって!」みたいな。そういうやつあるじゃないですか。そういうことあるじゃないですか。そういうTHE・ステレオタイプというか。 うーん、わかります。どうすればいいんだろうなっていう。その…嬉しい。観光客来てくるの嬉しいけど、でもそのマナーが守れない人とかもいらっしゃったりとか。ヨーロッパの移民もそうですけど、やっぱり突然バーッて来ると 「いやいやいや、ちょっと待って」っていう、「もう少しちょっと落ち着こう」っていうふうに 今なってる段階かなと思うんです。もちろん、普通の観光客と一対一で話すとすごい楽しいし、 みんな嬉しいと思うけど、日本人の人もみんな...結構緊張してるだけで、英語話せないけど、実はすごい話したがってる人も多いと思うから。と思うけど、その、ハーフが本当に同等に扱われる、完全に何もフィルターなしでっていうのは、本当にもっとハーフの人が発信する、発信力のある人が発信していくっていうのは、 5年くらいかかるのかなぁ。5年、10年。 そうねー。もっとかかりそうです。でも5年前って最近だもんな。年を取ったからか。25歳くらいのとき。 コロナで失われた3年があるから。謎の3年があるんで。僕らの20代が失われた。 確かに確かに。そうね。


あと何年かかるか。本当に不思議。よく本当に言われるのは、日本語学習者さんたち。 私のリスナーさんとか学生さんたちが、「こっちは一生懸命日本語喋ってんのに、向こうがなぜか英語で返してくる」ということが一番よく聞くんですよ。それが一番嫌だと。わかります。すごい嫌だ。なんでそうなるんだろうっていう。なんでだと思います?僕のお父さんもありましたよ。家族でご飯食べに行ったときに、 お父さんはもう日本語ペラペラなんで。ノルウェー人の見た目ですけどね。完全に背が高いお父さんが話してるのに、頑張って英語で返す。Yes, yes, yes! OK, OK!あります。あります。そう、あれなんかね、頭の中でのもう最初に 「英語」って決まっちゃってるんですかね。日本語学習者さんの「私の日本語、これダメなの?」「下手だから諦められてるの?」って思っちゃうけど、そういう問題じゃないとは思いますね。日本人に関しては。もう頭の中のフィルターで、完全に「この人は英語を話さなきゃいけない人だ」ってなってる。だから「日本語下手だね」って思ってるわけじゃなくて、「やばいやばい、英語だ英語だ、 英語にしなきゃ。英語で話してあげなきゃ」むしろ「優しくしてあげなきゃ」っていうイメージで、多分言ってると思う。私もそうだと思いますね。なんかコミュニケーション取らなきゃいけない、 伝えなきゃいけない、自分の気持ち。説明したいことを。多分日本語じゃ無理だから、英語にしなきゃいけない。どう変わればいいかって、難しいですけどね。そういう方たちがね…。そう、だから本当にやっぱりその…特に白人として日本での生活。例えば白人とのハーフ、ケビンさんみたいな方と、 他の国の方の経験は多分大きく違う可能性がある。だから理由は、日本人の見方が…。そこで差別されている。白人への憧れが強いじゃないですか。 ベッカム、ディカプリオとか。そうです、そうです。だから、僕とまた他の方とは違う経験だと思います。全然、もっと辛い思いしてるとか、いじめ、もちろん受けたりとかしてる方もいると思うし。いろんな方がいる。やっぱジェネレーションが1個変わる…。やっぱ世代の問題もある気がして。私たちより上の方の価値観とかステレオタイプを変えるのは、 もう難しい気がしてきて。もちろんできる人いますけど、 すごい素敵なおじいちゃん、おばあちゃんとか。もちろんね、いらっしゃるけど。だからやっぱ下の世代かなに、期待。下の世代に期待。 期待。でも、本当「今」ですよね。今一番、もう変わる時期。変わってる時期。外国人の方がどんどん増えてると思うんで。確かに、珍しくなくなってきてることが一番...。やっぱ「珍しい」が、一番ね、ステレオタイプを生んだり、差別を生んだりすることだと思うので。マイノリティですね。まだまだ赤ちゃんですね、日本人ね。あの…うん。の人もいる。本当に日本でね... すいません、長くなっちゃって、大変申し訳ないんですけれども。ありがとうございます。なんか、いろいろお話しさせていただき。こういう話聞けることないんでね。友達ともこういう話しないんで。やっぱ。 うん、確かに。ハーフの友人とかに「どうよ?」みたいなことは…。「ハーフどうよ?」 「最近どうよ?」とか、あんまり、そうね。ことについては触れられないことでもあるので、 ありがとうございます。いやいやいや、こちらこそ。楽しかったです。めちゃめちゃ。 そんな感じです。ハーフは。


ぜひね、ケビンさんはやっぱり 日本とノルウェーの2つのルーツがあって、今、しかもオスロに住まわれてるってので、ポッドキャストでもそういう オスロの話、日本の話、どっちもできるの。めっちゃね、聞けるのは、そういう話を聞けるのは、すごくリスナーさんにとっても、 とってもいいことになると思うので、みなさんぜひ聞いてみてください。ぜひ聞いてください。歌も歌ってます。歌も歌ってます。この前、はるかさんとの昔の4年前のコラボを聞いたんですけど、僕なんか歌のプレゼントしてましたよ。そうそうそうそう。 僕も忘れてたけど。なんか「歌います」みたいに言って。それから、はるかさんに「歌います」みたいに突然言って、 なんか歌ってました。「何やってんだ俺」って思ってましたけど。いやでも、上手いし。めっちゃ上手いんで。なんか、ああ...。そう、歌ってきたい方もぜひ。日本のね、歌ちょっと紹介がてら歌ってるんで。 ああ、いいですね。ぜひ聴いてください。 ぜひ。えー、「Kevinvin Sleepy」…あれ、「Sleepy Japanese」?正解。「Kevinvin Sleepy Japanese」英語で。です。今日はすいません、ありがとうございました。お時間いただき。こちらこそ、ありがとうございました。またお話ししましょう。勉強になりました。ぜひぜひ。楽しかったです。では以上です。以上です。 バイバイ!最後、いつも終わり方こんな感じですよね。下手なんですけど、ちょっと分かんない。最後...。バイバイ。


<単語/Vocabulary✏️>

復活する

不老不死

再開する

肌に合わない

病む

一石二鳥

雑な

本題

恐縮です

幼少期

靴紐

耐えられない

置いてきぼり

過保護

転校

転園

障害

内向的

大したことない

様になる

引っ込み思案

せめぎ合い

授業参観

逆手に取る

国籍

言葉遣い

二面性

捉える

俯瞰

寛大な

舞い戻る

安眠

拍手喝采

陽キャ




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