Haruka
- 2022年9月25日
- 読了時間: 8分

EP-166 安倍元首相の国葬が反対される理由 Why people are opposed to Abe's state funeral?(N2-N1)

みなさんこんにちは！お元気でしょうか？はぁいヽ(￣▽￣)ﾉ今日はですね、リクエストに答えていきたいと思います。今日のリクエストは結構難しいです。Patreonメンバーからいただきました。「安倍元首相の事件についてお話ししてください」っていうことです。こちらリクエストありがとうございます。こちらね、私お話ししようかめちゃくちゃ悩んだんですけど、今回、9月27日に安倍元首相の国際・・・え？違う。間違えた。国葬が行われるということで、この国葬に焦点を当ててお話ししていきたいと思います。

まぁみなさんこの事件、知ってると思います。事の経緯を簡単に説明しますと、安倍元首相が7月8日に演説中に銃で襲撃されまして、亡くなったというニュースですね。世界的にもねかなりビッグニュースになって、かなり残念なことではあるということです。安倍元首相はね、かなり活躍した政治家だったので、すごく残念ですね。今回、でも、その国葬っていうのが行なわれる訳なんですけれども、なんとこの国葬に関して世論調査をしたところ、なんと66％の人が反対、賛成はたったの21％という結果が出たらしいです.なんてこったということですよね。なんでこのような状況になってしまってるのかというと、えっと、まあ、色々理由があるんですよ。今回はこちらについて説明していきたいと思います。まあ、なんで今回国葬を反対してる人がいるかというと、主に３つの理由があるんですよね。ちなみに国葬っていうのは、国でやるお葬式になります。で、費用は、だいたい16億円以上かかるようですね。ちょっとよくわかんない16億円。これは日本の国民の税金から支払われるということなので、「16億円、たけぇだろ！」とか、「国葬やる意味あるのか」っていうね抗議が、今殺到しているという状況です。

まあ、理由は大きく３つあります。一つ目、一つ目はですね、そもそも、今の法律で、政治家の国葬をすることを認められてないんですよね。えぇー！って感じですよね。法律で認められてないの？っていう感じですね。法律で認められているのは、天皇様だけです。天皇様が亡くなられたときに国葬をやるっていうのは法律で認められてます。じゃ、なんで、今回国葬をやるのかっていう話なんですよ。この日本の国葬の歴史がちょっと複雑というか、面倒くさくて、もともと国葬が行なわれてたんですよね、政治家も。行なわれてたのが、戦時中っていうか戦前なんですよね。まあ、戦争の前ってことですね。で、主にどんな人が国葬されていたかというと、戦争で大きな成績、功績を残した人。戦争で活躍した人を国葬していたんですよ。で、戦争が終わって、もう日本は戦争しませんと決めた時点で、もう国葬もしませんっていうことを決めたんですよ。国葬っていうのは、もともとその戦争で活躍した人を讃えるものだったからね。ただ、今回、安倍首相は例外になるんですよね。法律にはないので、例外になるんですよ。でも、前にも例外の人が一人いたんですよ。それが吉田茂元首相という方で、こちらの方は、戦後に国葬された方。なんでこの人が国葬されたかと言うと、戦後の日本を立て直した方なんですよね。日本の経済を、今の日本を作った人って言っても過言ではない。ま、この人が国葬されたのは、なんとなくみんな分かりますよね。すごい人なんですよね。ただこの吉田茂さんが国葬された時も、かなり反対の意見があったんですよ。まあ理由は一つですね。法律で決まってないじゃん。政治家は国葬していいなんて、誰も決めてない。で、今回の安倍首相の国葬ももちろん法律で決まっていないので、「なんでだ」「おかしいだろ」っていう意見が、まず一つ目ですね。

二つ目ですね。二つ目っていうのが、今回国葬を決めたのが、めちゃくちゃ早かった。岸田さん、岸田首相が決めた、主に決めてるんですけど、今回の国葬を決めたのが、安倍さんが亡くなった6日後なんですよね。早くね？みたいな。一週間も経ってないのに、「はい、国葬やりまーす」みたいな、「9月27日みんな空けておいてね」みたいな感じで、国葬をするって言い出したんですよ。これって、よく考えてないよね。よく考えて決めてなくて。そもそもね、さっき言ったその吉田茂さんの国葬の時のもう一人あとに、すごく活躍した首相がいたんですよ。日本の歴史の中で。その人は国葬をやるかやらないかって話になったんだけど、やらなかったんですよね。で、なんでその人はやらなかったかというと、もちろん国葬というルールがないんだけど、何か大きいイベントをすることを決めるとしたら、３つの場所からの許可が必要だっていう風に言われて、その許可が取れずに（国葬を）しなかった首相がいるんですよ。で、その３つの場所っていうのが、三権っていうんですけど、一つは内閣ですね、首相ですよね。内閣がいて、二つ目は、国会ですよね。法律について色々決めたりする。で、三つ目っていうのは、裁判所ですね。まあ、法律の中で罪を犯した人を罰する場所ですよね。この３つが三権って言われるんですけど、この三権で話し合ったことで、オッケーが出てから初めて、何か大きいことをやるかやらないかっていうのを決めた方がいいよねっていうのを言われてたのに、その首相、多分岸田さんの周りだけで勝手に決めちゃったっていうのが、結構、国民のみなさんは、「ふざけんな」みたいな。ちゃんと説明もされてないし、ちゃんと話し合いもしてないのに、勝手に決めるなっていう怒りですね。ま、確かに6日後ってまだ宗教の関係とかあんまり世間に明るみに出てなかった時期なんですよ。もうみんな安倍さんを追悼する時期だった。だから、そういう風な事件の真相っていうのがまだ出てなかった時だから、まぁ、早すぎたよねっていうね。これが二つ目。

三つ目ですね。三つ目は、これは、まぁ、ちょっと簡単な話なんですけど、そもそも安倍さん、国葬されるほどの人？っていうみんなの疑問があるんですよね。まず、昔に国葬された人は、戦争で大きく功績を出した人とあと戦後の日本を復活させた人が国葬されてるんですよ。安倍さんってそこまでやったっけ？みたいな。まあ、確かに安倍さんってすごく長い期間首相としていたんですよね。で、アベノミクスとかあと世界の人たちと外交っていって、色んな国のかかわりとかもあったんですけど、なんか日本にすごくプラスになったのかって言われたら、うーん？って。前の人たちと比べると、うーん？って感じなんだよね。ちょっと本当に経済良くなったっけ？とか、ちょっと微妙なんですよね。長くやってたからといって偉いのかって言われたら・・・うん。確かに、安倍さんはかなり日本のために活躍した方ではあるんですけど、っていうね。前の人たちと比較すると、あまりにも功績を上げてるとは思えない。そして、未解決の阿部さんに関する問題っていうのが、かなりまだあったんですよね。で、それで最後に、今回の旧統一教会との関係っていうのがあって、そもそも国葬するに値する人間なのかっていう問題が、この三つ目なんですよ。主に、この三つ目、一二三の中でも、この三つ目のね、問題っていうのが、やっぱり大きいんじゃないかなと思います。みなさんいかがでしょうか。

まあ、正直言うとね、私的には、なんか、安倍さんかわいそうって。こんなふうに言われてるのね、めっちゃかわいそうだなって思うんですけど、まぁ、安倍さんがしてきたことだからね。うーん、と思うんですけど。私はマジでなんかもうどっちでもいい。もうやるって決めたんだったら、みんなもうやるっていう方向で、プラスの気持ちでね、やっていけたらいいんじゃないかなと思うんですけど。もうあっという間に27日が来るので、どうなるか・・・。そんな感じなんです。いかがでしたでしょうか？まあね、うん。政治と宗教の問題は解決した方がいいね、今回のね。まあ、またこのような事件が起こってしまわないようになにかね、国は対策をしてほしいなと私は思っております。いかがでしたでしょうか？今回は、安倍元首相の国葬についてのお話でした。

今日話した話、またトランスクリプト作りますので、私のウェブサイトをチェックしてみてください。今回かなり難しくて早かったので、ぜひスクリプトを見たり、Youtube見てる人はサブタイトルを見たりしてください。あとInstagram、Youtube・・・あ？Twitter、こちらのフォローもお願いいたします。あとPatreonこちらのメンバーも募集しております。えーとPatreonのメンバー限定でイベントをやることになりました。【はるかと仲間たちの夜Vol.1】というイベントなんですけれども、こちらPatreonのメンバーになった方のみ参加できるものになりますので、ぜひご参加お待ちしております。あとシャドーイングコース、こちらも募集しております。発音を上手くしたい人とか話すの上手になりたい人とか、シャドーイング好きな人、なんでもいいと思うので、ぜひ参加してみてください。以上！ちょっと長くなっちゃって申し訳ないんですけれども、みなさん寒くなってきたので、風邪ひかないように、コロナにならないように気を付けてください。それではまた次回！さよならー！

＜言葉＞

演説（えんぜつ）：speech

襲撃（しゅうげき）：raid, attack

〜が活躍する（かつやくする）：to be active

世論（よろん）：public opinion

費用（ひよう）：cost

抗議（こうぎ）：protest

〜が殺到する（さっとうする）：to be flooded with

功績（こうせき）：achievement

〜を讃える（たたえる）：to praise

〜を追悼する（ついとうする）：to mourn

真相（しんそう）：truth