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  • 執筆者の写真Haruka

EP-153 歌舞伎を見に行った! I went to watch Kabuki.(N2)

更新日:2022年6月19日



みなさんこんにちは!元気でしょうか?今日はですね、私が先日生まれて初めて歌舞伎を見に行ったので、こちらについてお話ししたいと思います。まあ、歌舞伎見に行ったことある人いると思うんですけど、どうだった?いろいろコメントで教えてほしいんですけど。今回は私が歌舞伎を見に行って、母と行ったんですよね。母と見に行ったんですけど、えっと歌舞伎って、一部二部三部になってて、一日でね。一部二部三部があって、今回私が行ったのが一部ですね。一部の中には、二つの演目があるんですよ。二つのストーリーがある。一つ目は、『車引』って呼ばれてるあ、フルネーム、もっと長いですけど。(本当の名前は『菅原伝授手習鑑 車引』)『車引』って言われてる歌舞伎でよくある有名なストーリー。で、もう一つは『猪八戒』っていうストーリーですね。これはなんとね、90何年ぶりにやるストーリー。90何年ぶりにやるってことは、多分生きてる人の中で見たことある人は、いないんじゃないかなっていう感じですね。『猪八戒』というストーリー、この二つを見ました。大体30分ぐらいですね、二つ。そんなに長くない。


で、『車引』っていうのはよくあるようなストーリーで、すごく簡単に言うと、二人の兄弟が親の仇のために、車に乗ってる、車って言っても、牛が引いてる車なんですけど、に乗ってる将軍みたいな人を襲うって話なんですよ。親の仇のために。ただ、将軍が出てきたら、その将軍はラスボスみたいな、めちゃくちゃでかくて、迫力あって、強くてびっくりして、ビビっちゃって、ごめんなさい!ってなるストーリー。そうですね。あともう一つは、『猪八戒』っていうのは、中国のお話の『西遊記』から来てるお話ですね。なので、衣装とかも結構中華系でした。『車引』の場合は、日本のTHE 歌舞伎って感じだったんですけど、『猪八戒』は中華系の服装と歌舞伎のあのメイクって感じで、文化がミックスされてるような感じで、結構コミカルで面白かったですね。どういうストーリーかというと、悪い妖怪がいて、若い女の子をそいつに生贄として食べさせるみたいな文化があるらしくて、それがかわいそうって、それをやめさせたいから、猪八戒がその娘のふりをしてて行くのよね、その妖怪のところに。で、妖怪と戦って、戦ってる時に、猪八戒だけではなくて、孫悟空とか鳥の仲間とかなんかいっぱい来て、みんなで戦って、その妖怪を倒すっていう話なんですよね。結構面白かったです。孫悟空って言っても、「オッス!オラ悟空!」の、あの孫悟空じゃないよ?本当の西遊記のお話の孫悟空。で、猪八戒は豚ですね。で、猪八戒って、ちょっとコミカルな役なので、妖怪が来る前にお酒飲んじゃって、酔っ払っちゃってみたいなそういうシーンとかもあって、結構面白かったです。戦うシーンとかもアクロバットもすごかったし、セット、背景とかのセットとかもすごい綺麗で、なんか楽しかったです。普通に。90何年もやってなかったのは、なぜなんだろうっていう話なんですけども。分かんないんだけどね。良かったです。


で、今回、私が見た歌舞伎の主演の方は、市川猿之助さんという方だったんですよね。市川猿之助さんは、ドラマにも出ていて、例えば、『半沢直樹』に出ていらっしゃいました。なので写真を見れ、みなさん分かると思うので、ぜひググってみてくださいね。市川猿之助さん。とても有名な歌舞伎役者さんです。全く知らなかったんだけど、うちのお母さんが、その猿之助さんのファンらしくて。全く知らなかったね。で、えっと、場所は銀座の歌舞伎座だったんですけど、その歌舞伎座に入った瞬間に、お母さんが「私には、ルーティンがあるの。ついてきて!」とか言って、急に。スタスタスタスタスタって歩いて行っちゃって。「ママ〜待って〜」って感じだったんですけど、なんかね、お母さんずっとね、中村吉右衛門さんっていう歌舞伎役者さんがすごく大好きだったの。これは私も知ってた、吉右衛門さん。ただ去年亡くなったんだよね、この吉右衛門さんが。ママはとってもショックを受けてて、しばらくその話はできなかったんだけど。その歌舞伎座の中に、歴代の歌舞伎役者の写真が貼ってあるところがあるのよ。本当にもうずっと昔からもう亡くなってる歌舞伎役者さんの写真がバーって貼ってあって。で、一番最後に、その吉右衛門さんの写真が貼ってあって。で、そこに行って、お母さんは手を合わせて、お参りをしていたっていう感じですね。私も一緒に手を合わせて。お母さんだけじゃなかったですよね、こういうことしてたの。他のお客さんとかもやっぱりその亡くなった歌舞伎役者さん、多分その人が好きだった歌舞伎役者さんの写真を見て、指をさして、こうやって確認してるおじいちゃんもいたし、写真を撮ってるおばあちゃんもいたし、ママみたいに手を合わせているおばちゃんもいて、なんかすごいなって思いましたね。やっぱ尊敬されているというか、いつまでも忘れられない、大ファンだったんだろうなっていう。吉右衛門さんはね『鬼平犯科帳』っていう時代劇とかにずっと出てた有名な役者さんだったんですけどね。で、それが終わったら、またスタスタスタスタって歩いていって、今度は、今回の劇のパンフレットを買って、席に行って、そのパンフレットを読んで、始まるまで待つみたいな。それがお母さんのルーティーンらしいんですよね。


で、今回はね、3階席でした、私は。1階席、2階席、3階席があるんですけど、やっぱ1階席はめっちゃ高い感じですね。高そうな席とかもあるんですよね。ひとり用のシートみたいなVIP席みたいなね。まあ、でも、来ているお客さんの90パーセント以上は多分60歳以上の方高齢者の方でしたね。平日だったっていうのもあるんですけど。やっぱりお年寄りの方が多くて、で、その中のまた90パーセントぐらいが女性でしたね。いや、びっくり、まじで。その・・・うちの母も、もう亡くなった吉右衛門さんのファンだったり、今回の市川猿之助さんのファンだったりするんだけど、みんなやっぱりいくつになっても乙女なんだと思った。心は女の子よね。まあ今時の言葉で言うと、推し。みんな、歌舞伎役者を推していた。まあオタクですね、オタクだったってことだね。うちのお母さんも猿之助さんのことを「猿之助は私の推しだから」みたいなこと言ってて、もうお母さん60過ぎてんだけどね。いや、いくつになっても乙女だね。で、歌舞伎が始まった時に、やっぱ猿之助さんが主役なんで、猿之助さんが、一番大事な役をやるんですよね。もう猿之助さんが出た瞬間に・・・みんなやっぱファンなのよ。猿之助さんの。今回見に来てる人たちは。もう双眼鏡をどっから持ってきたの?みたいな感じの双眼鏡をみんなパって出して、猿之助さんが出てきた瞬間、スチャって。そしたら、お母さんもスチャって。ええ?みたいな。ママも双眼鏡持ってたの?みたいのね。双眼鏡出して見るのって、私ジャニーズのコンサートでしか経験がないからさ、びっくりしちゃってね。もう本当に60、70、80のおばあちゃんたちが、みんな双眼鏡で猿之助さんのことを見てて。完全に私のこのオタクな性格は母譲りだと思いました、今回マジで思った。同じことしてるママも。


でも歌舞伎って、すごく狭い世界なんですよね。歌舞伎って。もうほぼ同じ一族しか出れないですよね、歌舞伎ってね。例えば、今回の市川猿之助さん、市川さんっていう人めっちゃいるのよ、歌舞伎役者。みんな親戚で、みんな家族。で、同じ市川さんでも違う一族になる、多分ね親戚同士なんだけど、また違う一族になる。で、ママが好きだったその中村吉右衛門さんは、中村家で、また中村がいっぱいいるんだよね。で、一番その格が上?歌舞伎界で一番偉いのが、市川團十郎さんっていう人ですね。で、この團十郎っていうのは、代々受け継ぐ、役の名前みたいな感じなんですよね。で、今回、海老蔵さんっていうま有名な歌舞伎役者さんが、えーと團十郎っていう名前を襲名して。元々は、團十郎は、海老蔵さんのお父さんが團十郎さんだったんだけど、なくなって海老蔵さんが團十郎になったっていう感じですね。ちょっと複雑ですけど。その人たちが一番権力を持ってるっていう感じですね。で、もちろん外から「歌舞伎役者になりたい」って言って入ってこれるですけど、やっぱり一番は同じ一族、血が繋がってる人たちっていうのが強いですね。しかも女性はいないですよね、みんな男性。こういう、その狭い世界がまた魅力なのかなってちょっと思いましたね、この歌舞伎の世界は。歌舞伎役者ってすごいもんね。普通に会える人間じゃないもんね。


そんな感じで。歌舞伎は楽しかったです。正直ね、歌舞伎って昔の日本語を使ってるので、マジで何言ってるかわかんないですよね。でもやっぱ衣装とか音とかセットとか、歌舞伎役者のその演技っていうのが、やっぱ面白くて、行って良かったなと思います。もしこれから歌舞伎見に行く方は、必ず自分が見る演目のストーリーを前もって知っておくのがいいと思いますね。じゃないと、まじで分かんない。ストーリーを調べてから行くのがおすすめです。で、ま、もし、歌舞伎役者をよく見たかったら、私のお母さんみたいに双眼鏡を持っていくといいですね。マジでびっくりしたなぁ。終わった後に思わず言っちゃったもんね。「ママ、オタクじゃん」って。「私と一緒じゃん」つって。そしたら、「そうよ。何か悪いことでもあんの?」みたいなこと言われて、いや悪くないですけど・・・。まあいくつになっても女性は女性ということがわかりました。まあ歌舞伎の世界、結構奥が深そうです。はい、じゃあ、もしね、みなさん歌舞伎見たことある方は、ぜひみなさんの体験をコメントとかで教えてくださいね。はい、じゃ今日は歌舞伎のお話でした。


今日話した話またトランスクリプトを作りますので、私のウェブサイトチェックしてみてください。で、えーっと、Instagram、Twitter、YouTubeこちらのフォローもお願いいたします。あと何だっけな?Patreon!こちらのメンバーを募集しております。Patreonでは色々なボーナスコンテンツとか、私のコミュニティーに入れたり、私のブログが読めたり、あとはこのポッドキャストの今日使ったフレーズとかをPatreonで意味を説明したりしてるので、ぜひチェックしてみてください。シャドーイングコースなんですけど、たくさんお申し込みありがとうございました。ちょっとたくさんの方からお申し込みいただいて今は申し込みをストップしてます。また再開しましたら、ポッドキャストでアナウンスしますので、よろしくお願いします。以上!以上!あっ!もう一つあった!JPBOXっていう日本語勉強のアプリがあるんですよ。JLPTの単語を勉強できるアプリになるんですけど、えーっとこれは中国語圏の方だけですね。中国語圏の方だけになるんですけど、こちらのJPBOXというアプリの音声、単語の音声を私が担当しております。ちょっと緊張しますけどね。なので、JLPT近付いてきましたので、ちょっと簡単に単語の勉強を早くやりたいっていう方がいましたら、ぜひこのアプリをダウンロードしてみてくださいね。よろしくお願いします。っていうことで、以上!また次回。それではまた次回!さよなら〜!


<今日の言葉>

一部(いちぶ):One part

演目(えんもく):Performance

仇(かたき):Enemy, Revenge

襲う(おそう)To attack

迫力がある(はくりょくがある):Powerful

生贄(いけにえ):Sacrifice

歴代の(れきだいの):Successive

時代劇(じだいげき):Historical drama

乙女(おとめ):Maiden

双眼鏡(そうがんきょう):Binoculars ラスボス

ふりをする

ググる

スタスタ歩く

手を合わせる

母譲り

奥が深い


この言葉の意味は・・・


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