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EP-305 日本の呪物と歴史!怖いけど面白い日本文化

  • 執筆者の写真: Haruka
    Haruka
  • 2月8日
  • 読了時間: 42分



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はい、みなさんこんにちはー! お元気でしょうか? はーい(^^)/ このポッドキャストは 日本語学習者、中級者・上級者向けのポッドキャストです。 えー、何でしたっけね? 自然な話し方、自然な速さで話していきます。 もし難しいと感じた方は、 無料でトランスクリプトを公開しておりますので、 ぜひ学習に役立ててください。 そして私のPatreonサイトでは、今日勉強した言葉を学べるので、 こちらも参加してみてください。 お待ちしております。 はい、ということで、ちょっとお久しぶりになってしまって、 大変申し訳ございません、なんですけれども、 みなさんお元気でしょうか。 気づいたら2月! え? 早いな。 気づいたら2月。本当にね、恐ろしい。 この間「あけおめ~」「あけおめことよろ~」 みたいなこと言ってたのに、 「メリクリ~」みたいな。 「ハッピーハロウィーン!」 さかのぼるとね、最近のような気がしますよね、 という話なんですけれども。 最近私はちょっと引っ越しがね、本当に、 なんでこんなに引っ越しって大変なのかな っていうぐらい大変で、 でも今だいぶ落ち着いてきて、 まだちょっと荷物が片付いてないんですけれども、 そんなことをしたりとか、 ちょっと別のお仕事が… 別のお仕事って言っても日本語レッスンなんですけど、 忙しかったり、ちょっと体がヘトヘトで、 ポッドキャストを作る気が起きず という感じだったんですけれども。 一番の、ちょっと遅れてしまった理由はですね、 今回のトピック準備に時間がかかりましたという。 今回のトピックを話そうと決めたのは、 結構前なんですけど、 いろいろ調べてたらね、 もう情報がいろいろあって、それをまとめるのに、 少し時間がかかりましたよ、という話で。 だから今日のトピックはものすごく情報が多いです。 みなさん、楽しんでいただきたいんですけれども、 日本語が少々難しいので、 歴史の話とかをめちゃめちゃします。今日。 もう歴史です。っていうか。 今日は歴史の勉強です、っていうぐらいです。 なので本当に難しいので、トランスクリプトを見たりとか、 YouTubeで見ている方は、 トランスクリプト、字幕が下にありますので、 ぜひこちらを見ながら聞いていただきたいなと思います。


はい、今日のトピックはですね、 呪物。 日本の呪物。 呪物とか言って可愛く言ってるけど、 全然可愛くないものですね。呪物。 「呪いの物」と書いて、呪物。 みなさんはね、やっぱ呪物といえば、○○廻戦みたいなね、 ○○廻戦が流行っておりますけれどもね、 そう、『呪術廻戦』ですよね。アニメ。 みなさんね、『呪術廻戦』、 ちょっとこれ本当に言いにくいんですけれども、 『呪術廻戦』は1回くらい聞いたことあるんじゃないかな と思うんですけれども、 日本のアニメなんですけれども、この「呪術」とか「呪物」、 今日のトピックね、「呪物」をもとにしたアニメでございます。 呪物、呪物、さっきから言ってるけど、なんぞや? それなーに?っていう話ですね。 漢字は「呪いの物」と書いてあるんですけれども、 呪物とは、超自然的な力が宿っているもの。 簡単に言うと、 この呪物を持っていたり、あるいは近くに置いてあると、 いいことが起こったり、悪いことが起こったりする。 あとは呪われたりする。 最悪な場合は死に至ってしまう可能性もある というものでございます。 アニメの『呪術廻戦』...ちょっと本当に言いにくい、 『呪術廻戦』の場合は、 基本的には呪い系、恨みとか悪いものとして、 呪物が扱われていると思うんですよね。 特級呪物とかね。 でも呪物っていうのは、悪いものだけじゃないんですよ。 「呪い」って書いてるんですけれども、 この「呪い」の漢字って悪い意味だけじゃなくて、 「まじない」という良い意味もあるので、 いいことを起こしてくれるものも呪物。 そう考えると、多分お守りとか、 ああいうのも呪物だと思いますね。 はい、入るんじゃないかなと思う。 守ってくれるお札とか、 あと仏像とか、ああいうものも、 呪物の一つだと思いますね。 今日はですね、 日本の呪物についてお話ししたいんですけれども、 良いものもあれば悪いものもある、ですね。 前半はですね、呪物…2つかな。2つ。 後半、またでっかいのを2つ、っていう感じですね。 今回ね、「呪物」って言っても 「私そういうのを信じておりません」 っていう人もいると思うんですけれども、 こういうものを信じるか信じないかは人それぞれ。 私はロマンだと思っているので、これは。 ロマンの一つ、っていう感じなんで、 興味深い研究対象ぐらいの感覚にいるので、 好きなんですけれども、 「どうでもいい」っていう方もいらっしゃると思うんですよ。 「そういうの信じません。存在しません。呪物なんて。」 ただ、今回はですね、日本の歴史がすごく関わっているので、 歴史の勉強だと思っていただいた方がいいって感じです。 なので、歴史に興味がる方、 ぜひ最後までエピソードを聞いていただけたら、 楽しんでいただけるんじゃないかと思っております。


で、今回ね、結構難しい言葉が出てきまして。 「呪物」だったり、あと「怨念」。 「怨念」。 「怨念」っていう言葉がね、何回か出てくるんですけれども、 「怨念」はですね、深い憎しみ、深い恨みの気持ちが怨念です。 はい、恐ろしい。 で、もう一つはね、「祟り」っていう言葉も出てくるんですけど、 「祟り」っていうのはですね、 人間じゃない何かが、人間に災いをもたらすことですね。 「祟り」って言いますね。 まあ、なんか不自然な災害が起きたり、 災いが人間に降りかかってるっていうことが 「祟り」っていうんですね。 あの、例えば『もののけ姫』とかね、 「祟り神」とか出てきたよね。 人間に悪い影響を与えてくる、 この恨み、怨念がたまりにたまった神様の「祟り神」とかね、 出てきた気がするんですけれども。 例えば、神社で悪いことをする。 神社でなんか、なんだろうね、 落書きとかしちゃったりとか、 物を盗んじゃったりしたりしたら、日本でね、 その後に例えば、なんか怪我しちゃったとか、 すごい重い病気にかかっちゃった。 そういうのって、 「これは神社で悪いことをしたから、祟りが来た。」 「祟られた。」とかね、 動詞で「祟る」って言うんですけど、 「祟りが来た」とか「祟られました」 って言ったりするんですよね。 なんかちょっと科学的に証明できないような 悪いことが起きちゃったりする、みたいな。 怖い。 私はね、そういう出来事は 今までの人生で1個もないんですけれども。 みなさんはどうでしょうか。 はい、ということで、 まあ呪物の話に入っていくんですけれども。 呪物で有名なもの。世界的に言うと、あのあれだね、 タイのクマントーンとか知ってますかね? あれは人間の手で作られた呪物ですよね。 作り方、あれやばいよね。確か、なんか。 生まれる前の子ども?とかを使うみたいな感じだよね。 胎児を使ったやつでね。 なんかね、結構ね「呪物」で調べると、 日本ってあんまり出てこないのよ。 そんなに有名なもの…。 一番出てくるのは、 タイとかインドネシアとかが結構やばいらしくて。 気になる方は調べてみてください。 あとは自然的に生まれてしまったものは、 アナベル人形とかね、 アメリカにありますけれども、 見ただけで呪われるとか、持ってると不幸が起きるみたいな。 ああいう人形とかもね。 アナベル人形が有名な呪物として検索したら出てきました。 だから呪物っていうと、 人間の手で作られたものもあれば、 何かがあってできてしまったものもあるんだろうな、 っていう感じですね。 今回ですね、4つ説明するんですけれども、 1つ目はですね、刀。 日本の刀ですね。 多分知っている方、 たくさんいらっしゃると思いますね。 刀の話。 もう1つは井戸の話ですね。 井戸。 これは呪物というか場所に近いんですけれども、 井戸の話。 そして3つ目はお墓、ですかね、の話。 4つ目がですね、 仏像の話です。 この4つについて、今日お話ししたいと思います。 まず1つ目。日本で有名な呪物、1つ目。 刀。その刀がですね、 今ちょっとすごいメモを取ったので、 メモを見ながらお話しします。今日は。


えー、呪物、1つ目。「妖刀・村正」。 妖刀・村正という刀ですね。 「妖刀・村正伝説」というのがありまして、 江戸時代に広まった都市伝説の一つだそうですね。 「妖刀・村正」。聞いたことある人いると思うんですよ。 結構、なんか昔の映画とか、 あとはアニメとかね。 最近、刀が擬人化したやつとかあるじゃん。 『刀剣乱舞』みたいな。 (刀剣乱舞に)出てきてんじゃねえかなと思うんだけど、 結構アニメとかに出てきたりもするようなものです。 はい、「妖刀・村正」。 これはね、実際に徳川美術館、 徳川美術館、名古屋かな?にあるのかな。 名古屋市だね、にある徳川美術館で、 今展示されております。 実際に見ることができるので、 ぜひ見てみてほしいんですけども。 なんでこう都市伝説になったかというとですね、 この刀、伝わっている伝説はですね、 持っていると、この刀に魅了され、手放せなくなる。 で、なんていうの、人を切りたくなってしまう、みたいな。 人を狂わせる刀と言われているんですね。 で、調べました。 「なんでこんな風に言われてるんでしょうか?」みたいな。 私は半信半疑。ちょっと半分信じてないんで、 半信半疑で調べてみました。 この「妖刀・村正」というのはですね、 江戸時代に広まった噂なんですけれども、 「村正」というのは、そもそも刀を作る人の名前らしいですね。 これがね、一族がいるんですよ。 『鬼滅の刃』とか見た方は分かると思うんですけれども、 刀を作る家族、みたいなのがいて。あんな感じです。 お父さんがして、おじいちゃんも刀作ってて、 孫も作ってる、みたいなね。 ああいうのの家族の名前が 「村正」さんたち、って言ったんですね。 1代目・村正、2代目・村正がいて、 その子どももまた村正、みたいな感じなんですね。 この村正さん家族は6代続いたんです。 1501年から1668年の間。 で、特にですね、 この時代はですね、戦国時代がありまして。 戦国時代っていうのは、 日本各地で激しい戦が行われた時代なんですけれども、 江戸時代の前ですね、に使われていた刀であって、 えーと、そう。だからね、刀はね、1本じゃないのよ。 村正さんが作った刀が、その「妖刀・村正」なのよ。 えっとね、数百本あるらしいのね。 めちゃめちゃあるやん。 めちゃめちゃあるやん。 数百本あるんですけれども、現存しているのはもう数本で、 かなり価値が高い。全てにおいて価値が高いです。 この村正さんの刀。 徳川美術館に飾ってある、その1本というのが 「妖刀・村正」と呼ばれておりまして、 なんでこうなったかというと、 徳川家康(とくがわいえやす)。 徳川家康さんって聞いたことありますか? めっちゃ有名人なんですけれども、 徳川家康はこの後の話にも出てくるんですけれども、 江戸時代を作った人、って考えてください。 江戸幕府を開いた人。 江戸時代は260年あるんですけれども、 それを最初に築いた人、作った人が、 徳川家康さんなんですね。 徳川家康さんは、 天ぷらを日本に持ち込んだ、みたいなことでも有名ですね。 かなり有名人です。 「有名人」っていうレベルではないですね。 日本で生活してたら知らない人はいない偉人ですね。 徳川家康の祖母・お父さん・妻が殺されたのが、 この「妖刀・村正」なんですって。 徳川家康の家族の、一族の死因が、 大体この「妖刀・村正」の刀だったらしいんですよね。 他にも怪我した人もいて、 この家康、徳川家康本人も、 この村正によって怪我をした、という話がある。 そこから、徳川家康っていうのは 「この村正の刀は妖刀だ。呪われている」ということで、 「妖刀」っていうのは、妖怪の妖に刀ってね、 「妖怪」の「妖」っていう漢字ですね。 (家康が)「妖刀・村正だ」って言って、 この徳川家康、江戸幕府ですね、 江戸の政府みたいなやつですね、 江戸幕府はですね、 この村正を嫌って 「使用しないでください。」 「村正の刀は使っちゃいけません。」 「表に出さないでください。」 「特に徳川家康の目の前で村正を出すのはやめてください」という、 使用禁止令が出たぐらい、いろいろあったということですね。 これで結構、呪われたイメージが広まったという感じですね。 あと、戦国時代にすごい使われていたから、 シンプルにこの村正の刀っていうのが、 ものすごく人を殺めてしまった刀たち。 何本もあるんでね、っていう感じなんですね。 これはね、今ね、すごく冷静に考えた結果ですね、 いろいろな説があるんですけど。昔の話なんで。 シンプルに多分この村正の刀がすごくいい刀で、 めちゃめちゃ切れ味が良かったらしいんですね。 だからみんなが使っていたし、 だから怪我しやすかった、みたいな。 ちょっとなんかサッとやっただけで、@#$%^! 血がブシューみたいになっちゃってたんじゃないかみたいな。 すごい良い刀だったらしいんだよね。 だからこそ恐れられて、 この「妖刀・村正伝説」っていうのができた っていう説もありますし、 そもそもこの刀自体が、ものすごく美しい刀だったんですって。 だからこの村正一族というのは、 ものすごい才能があった刀作りの方々だったんでしょうね。 村正がものすごい美しくて、 だから村正を持っていると魅了されちゃうんです。 それ、本当らしいね。 「この刀はすごく美しい、使いたい!」 みたいになっちゃうから、 この「妖刀・村正」伝説につながったのではないか という話もある、ということですね。 確かに、ある意味それは妖刀ですね。 持ったら人を魅了してしまう、みたいな。 「すげーこの刀!」ってなっちゃうもの、みたいな。 それが1つ目。「妖刀・村正」の伝説でございます。


次、2つ目はですね、日本の呪物。 「お菊井戸」。 これは有名なんですよね。 お菊井戸。 井戸っていうのはですね、 今もあるんですけれども、 昔ね、庭とかに丸い岩で作られた、丸いところがあって、 水をくむために使われていたところですね。 「井戸」って言うんですね。 今もあるんですけど、 この井戸にまつわる怖い話っていうのは、 めちゃめちゃあるんですよ。 みなさんも気をつけてくださいね。 日本で最近なんか空き家とかを買う人多いじゃない。 で、空き家を買って井戸があったりするんだよね。 で、井戸を適当に壊しちゃったり、埋めちゃったりする人、 結構多いらしいんですけれども、 呪われるとか、そういう話が最も多いのは、 この井戸を壊したり、 井戸を適当に埋めちゃうことが一番やばいって 日本では言われていることなんで、 みなさん気をつけてください。 この「お菊」っていうのは人の名前です。 お菊さん。女性の名前ですね。 「お菊井戸」って言われているのが、 日本の呪物、場所ですよね、これは。 として有名でございます。 これはですね、姫路城の敷地内にあります。 姫路城、行ったことある人、いるよね。 兵庫だっけ? ちょっと待って、やべ、バカがバレる。 兵庫。兵庫県でしたよね。 姫路って。 すごく大きいお城でして、 お城ファンの中では、 「姫路城は最も美しい」とか言われたりもするんですけれども、 そこにあります。 私、行ったことないんですけれども。 これが作られたのが、1519年と言われていますね。 さっきの村正と同じような時代ですね。 これはですね、 このお菊さんという方がめちゃめちゃ有名でして。 日本でね。 何で有名かというと、怖い話です。 昔の日本の怪談で、 お菊さんっていうのはめちゃめちゃ定番なんですね。 どんな話かっていうのは、 今日、ちょっとしたいと思いますね。 この井戸が「呪われている」と言われている由来です。 登場人物が多いので、 ちょっとみなさんゆっくり聞いてほしいんですけれども。 昔々、この姫路城に武将がいたんですね。 偉い人。 偉い侍さんですね。 武将がいて、この人が「則職(のりもと)」さんという方でした。 則職(のりもと)さん。 で、この姫路城にいたんですけれども、 この則職(のりもと)さんを乗っ取って、 自分の姫路城にしたいって計画を立ててる鉄山(てっさん)、 青山鉄山(てっさん)というやつがいたんですよ。 こいつ悪いやつです。 で、この鉄山(てっさん)が 「いや、ちょっと則職(のりもと)邪魔じゃね?」みたいな。 「あいつをどうにかしたいな」 っていうことを思っていたらしいんですね。 でもう一人、「元信(もとのぶ)」さん という方がいらっしゃいまして、 この元信(もとのぶ)さんというのは、 則職(のりもと)さんの「忠臣」。 忠臣というのは、昔の部下みたいな感じですね。 部下。 で、この元信(もとのぶ)さんですね。 元信(もとのぶ)さんが「青山鉄山がちょっと 怪しい動きしてんな。あいつ怪しいな」って思って、 元信(もとのぶ)さんがですね、 自分の妾だったお菊という女性、 妾っていうのはですね、 今じゃ考えられないんですけれども、 正式な奥さんじゃない人ですね。 愛人みたいな人ですね。 この妾ったお菊という女性を、 この鉄山の家の女中にしたんですよ。 「行ってこい、お菊。鉄さんが怪しいぞ」って。 このお菊は「ラジャー!」って言って、 女中...まあその鉄山の家のお手伝いさん。家政婦さんみたいな。 昔はでもちょっと…もうちょっと、こう、なんだろう、 扱いが雑だったから、 女性の扱いとか、その女中さんの扱いとか、雑だったから、 多分あまりいい仕事ではなかったと思うんですけれども、 えーと、このお菊さんはね、 その鉄山のお家に行ったんですね。 で、見事ですね、お菊はですね、お花見の時に、 この鉄山が則職(のりもと)を毒殺しようとしているのを、 突き止めたんですよ。 「あいつ、毒殺しようとしてます!」みたいな。 で、計画を中止させたんですよ。 すごいスパイじゃない? お菊さん、仕事できるって感じですよね。 ただですね、そしたらその鉄山ですね。 鉄山がですね、 「いや、この家の中にスパイがいるぞ。」 「どうして俺の計画がバレたんだ?」っていうことを考えて、 鉄山の部下、また新しい人物。弾四郎(弾四郎(だんしろう) という人にですね、調査させたんですよ。 この弾四郎(だんしろう)は、 本当に…ちょっと言葉が汚くなるんですけれども、 クソ野郎でございます。 この弾四郎(だんしろう)はですね、 お菊がスパイだって気づくんですよ。 「あいつ怪しくね?」ってなって。 ただ、この弾四郎(だんしろう)は、 お菊のことが好きだったんです。 ドラマ生まれている!!! お菊のこと好き。でも、お菊はスパイ。どうしよう。 で、弾四郎(だんしろう)はね、 結構やばいやつで、 「お前スパイだろ。バラされたくなかったら、 俺の妾になれ」って言ったらしいんですね。 お菊に。妾は、さっき言った愛人みたいな。 正式な奥さんじゃない人。 で、お菊はNOと言ったんです。 拒否しますと。 かっこいいですね。 「いいえ」と。 っていうことを言った時に、 この弾四郎(だんしろう)は、その態度に逆恨みしたんですね。 「この野郎!」みたいになって。 その時、お菊が管理を任されていた、 鉄山(てっさん)のお皿があったんですよ。 10枚のお皿。 これ、すごく大切なお皿で、 10枚ないと意味がないというお皿を お菊が管理していたんですね。 鉄山(てっさん)のための。 で、その…えーと、なんだっけ、名前。 弾四郎(だんしろう)ね。 弾四郎(だんしろう)が、その1枚をわざと隠して、 で、「あ、お菊がお皿なくしました。1枚。」 みたいなことを言って、 えーと、その罰にですね、 そのお菊に…まあ、かなり悪いことをしたんですよ。 暴力を振るいまして、 もう散々した挙句、井戸で殺害したんですよ。 もう殺してしまった。 で、井戸に捨てたんですね。お菊を。 最低じゃん。自分が振られて? え? 罪をなすりつけて? え? そんなことして? 本当ありえないって感じですね。 で、それを機に、それから、夜中に井戸から 「1枚、2枚、3枚…」とお皿を数えるお菊の声が聞こえるという、お話が出来上がった。 これが「お菊の井戸」。お菊井戸と言いますね。 ちなみに、このお菊が管理していた その1枚なくされた(お皿)10枚っていうのも、 どっかに保管されてるらしい。 どっかのお寺にあるらしいんですよね。 もちろんね、この話は本物か分かんないんですよ。 本当の話かどうか分からなくて、 その鉄山(てっさん)とか、則職(のりもと)とかは 実際にいた人物なんですけれども、 お菊さんがそもそも本当に実在していたかどうかは 定かじゃないんですね。 でも、お菊の井戸があるから、とか、 お菊を祀っている神社とかもあるんですね。 だから、結構昔からあったお話ではあったっていうことだよね。 このお菊っていうのは、 実在していたのかは分からないんですけれども、 もしかしたら今までひどい待遇を受けていた女性たち、 女中の女性とか、妾の女性たちの総称として、 「お菊」というキャラクターを作って、 その話が広まった、 怖い話として広まったんじゃないかっていう、 諸説あるっていう感じですね。 はい。これはですね、 『播州皿屋敷』という物語になっておりまして、 『播州皿屋敷』。 お皿の屋敷ですね。 えっと、1720年、 大阪の歌舞伎の演目にもなっております。 いまだにこれ、ありますね。 それぐらいね、とっても有名なお話なんで、 ぜひ姫路城にお越しになった際は、 お菊井戸、探してみてください。 あのーかなりね、大きいですよ。 写真見た限りではね。 まあね、お菊さん。 こんなひどい目にあったお菊さんが 実際にいなかったと思いたいですけれどもね。 うん。はい。めちゃめちゃ有名な話です。 この「1枚、2枚…お皿が足りない」っていうのは、 もうほんと定番ホラーですね。 はい。これがお菊井戸、2つ目です。 はい。いかがでしたでしょうか。 このね、後半にまたね、2つ話すんですけど、 後半の方がもっと、濃ゆい話です。 じゃあ一旦ここで打ち切りで、 また後半、続けて聞いてくださいね!


はい、後半はですね、 また2つお話ししたいんですけれども、 これがまた面白い話なんですけれども。 1つ目は...いきます。 呪物ですね。 たいらのまさかだの...嚙んじゃった。 平将門の首塚です。 はい。とっても有名ですね。これもね。 これね、実は前に事故物件の話を、 私、このポッドキャストでしたと思うんですけれども、 事故物件の時にコメントで、 「平将門の首塚について話してほしい」というか、 「知ってますか?」みたいな、 コメントをいただいたんですよ。 偶然、この呪物で調べた時にも出てきたんで、 ちょうどいいと思って。 平将門の首塚です。 平将門(たいらのまさかど)というのは名前です。 人の名前。 で、「首塚」っていうのはですね、 首を祀っているところですね。 首のお墓、みたいな感じですね。 なぜ首だけなの?っていうね。 体のお墓じゃないんですよ。 首塚なんですね。 こちらはですね、東京都の大手町にあります。 なんと東京駅だよね。ほぼ。大手町。 ビルが建ってる丸の内とかあるでしょ。 ビルがガンガンガンガン建っている、 東京の中心にドン!ってあるんですよ。 私これ行ったことないんですけど、 マジ行きたいなって思ってます。 平将門の首塚はですね、 本当にこの東京で一番土地が高い、値段がね、 めちゃめちゃ高いところに、結構な広さであるんですよ。 突然。周り全部ビル、みたいな。 突然、首塚がドーン!ってあるんですよ。 ちょっと異様な雰囲気なんだって。 「なんでこんなところにこんなものがあるんだろう?」 みたいなぐらいのところなんですね。 結構お昼休みのサラリーマンとかが、 手を合わせに来てる人とか、結構いるらしくて。 なんでそんなところなの?っていうのは、ちょっとこれからね、お話ししたいと思うんですけれども。 平将門さん。 そもそもですね、 この人はですね、日本の三大怨霊の1人とされているんですよ。 怨霊っていうのは、恨みとか憎しみが—さっきあった怨念ね— 怨念の魂、霊ですね、のことなんですね。 怨霊って言うんですよ。 三大怨霊はですね、菅原道真、崇徳天皇、 そしてこの平将門なんですよ。 日本三大怨霊です。 めちゃめちゃ怖くない? もう全員ね、結構ね、かなり昔の人なんですけれども、 いまだにこの3人の魂が、 日本にまだいて、その怨念をまき散らしてるみたいなね、 ことを言われるんですけど。 平将門さん、そういう人なんですね。 どういう人物だったかというと、 903年から940年頃まで生きた方、と言われています。 結構昔ですよね。 940年。 この方は簡単に言うと、 親族に裏切られ、戦いを重ね、 そして妻と子をほとんど殺されてしまい、 恨みと憎しみの末に反乱を起こした人物なんですよ。 戦いに戦って、最終的に戦いで亡くなった方なんですね。 めちゃめちゃ強かったらしいんですよ。この人。 「平将門の乱」という有名なね... 歴史の授業で絶対勉強するんですけど、 平将門の乱という戦いがありまして。 これはですね、今の国の中心、 日本で言うと、天皇とか政府とかを相手取って、 関東で反乱を起こした戦いなんですね。 平将門さんはそういう人なんですよね。 反乱を起こした人。 そう思うと、結構悪い人なんじゃないかって 思うんですけれども、 えーっと、まぁ、実際はですね、 かなり優しい方だったらしいんですよ。 この平将門さんが。 すごく正義感が強くて、この反乱を起こしたのも、 民衆、人々のため。 貧しい、お金のない人々のために戦ったと言い伝えられていて、 あとは、敵側に奥さんと子どもを殺されてるんですよ。 奥さんと子どもは、敵側に殺される寸前で、 自分で自害してるんですけど、 ほぼ殺されたのに近いですよね。 にもかかわらず、相手側の奥さんを捕らえたんですけれども、「かわいそうだ」と言って解放してあげるぐらい、 すごく人格者で、優しい方だったらしいんですよね。 ただね、親族に裏切られ、妻と子を亡くしてしまったことで、 この恨み、この怨念というのが、 ものすごく増してしまった方なんですよ。 闇に落ちてしまったっていう感じですよね。 結果的にね、この反乱をね、したんですけれども、 戦いに負けてしまって、 京都で晒し首にされたんですよ。 晒し首っていうのはですね、 首を切って、首をドンって置かれて、 みんなに公開されているという状況です。 ものすごく恐ろしいですよね。 結構この晒し首っていうのが、昔は、大昔ね、 よくあったと言われているんですけれども、 この晒し首の刑をされた最初の人物が、 この平将門だと言われているんですね。 ただですね、ここからがですね、恐ろしい話。 ただ晒し首にされても、体ないんだよ? 首が置いてあるにもかかわらず、 数ヶ月経っても腐らず、 目を開けて歯ぎしりをして、 「歯ぎしり」って、なんか歯がカチカチカチカチって。 歯ぎしりをして、目を開けて、 「私の体はどこだ。もう一戦、戦おうじゃないか」 って言っていたらしいんですよ。 怖!みたいな。 なんかそういう、なんていうの、短歌とか、 その歌を詠んだ人とかの作品とかに、 いろんな昔のこの文章にそれが残ってるんですよ。 「平将門、首だけなのに、なんかやべえ…」みたいな。 それでですね、 その後、もう怨念が強すぎて、 首が体を探しに飛んでいったんですよ。 どういうこと? 飛んでいって、 今の大手町、東京駅に降り立ったんですね。首が。 周りの人は「首が降りてきたんですけど…」ってなって。 「怖い怖い」みたいになって。 すみません、猫が鳴いてるんで、ちょっと待ってくださいね。 モナ君の登場でございます。 大手町に首が飛んでったんですね。 首が飛んでいって、 その周りに住んでる人たちは「いや、恐ろしい…」みたいな。 「首、来たんですが…」みたいな。 「これ平将門じゃね?」ってなって。 「いや、さすがにこれは怨念が強すぎる」ということで、 この首塚というのを建てて祀ったんですね。 どう思います?「首が飛んでって…」 急にファンタジーみたいになっちゃうんですけれども。 でも首塚が存在してるんですよ。東京の大手町にね。 昔から。 ただ、その将門の首が切られた、 首が晒されたのは京都なんですね。 なぜ大手町にあるのかっていうのは、やっぱり 「首が飛んできたから」という理由らしいんですけれども。 もしかしたら実際に首がブーンって飛んだわけじゃなくて、 何かこの将門の怨念。将門は関東で反乱を起こして、 関東の人のために戦いを起こした人なんで、 「自分は関東に帰りたい」という気持ちが強くて、 何かね、魂だけ関東に帰って、何かあったんじゃね? 心霊現象みたいなことが。 なんか夢で「平将門が帰ってきてる夢見た」とか、 「将門の首が見えた」とかね、 そういういろんなことがあって、 「ちょっと将門さんを祀ろうぜ」 っていう感じになったのではって思いますね。 わからないです。真実は。 ただですね、これまだまだ続くんですよ。 で、何が恐ろしいかというとですね、 まあまあ最近です。 これが起こったのが940年とかだから、めちゃめちゃ前だよね。 ただですね、 そっからどのくらい?1000年くらい後ですよね、に、 首塚をね壊して、もう政府の建物を建てましょうかって 計画をしたんですよ。 江戸時代終わった後ぐらいですね。 で、政府の建物を建てたんですけれども、 その直後にですね、この建築に関わった関係者が 次々と亡くなりまして、 怪我をした人、病気になった人が続々と バタバタバタバタ倒れまして、 これが14名以上と言われてるんですね。 結構な人数、みたいな。 「これは将門の祟りだ」と言われて、 また首塚が立てられます。戻ります。 まぁ、ね。 「偶然じゃね?」とか思ったりするんですけど、 14名は確かにちょっと多いよなっていうね。 しかも、それの立った直後に、起こっていることなんで。 あと、平将門の近くにいた人。 政府の建物が建って、 平将門の首塚があったところの近くに座っているみたいな。 そこにデスクがあった人を中心に倒れたみたいな説もあって。 「本当かな?」みたいな。どんな感じなんでしょうか。 あと、もう一つ。戦後ですね。 米軍のGHQですね。 日本はね、米軍の支配下になりましたので、戦後はね。 えっと、GHQがですね、まぁ何も知らないわけですよ。 「タイラノマサカド?ダレデスカ?」 っていう感じなんですけどね。 はい。で、首塚を壊そうとしたんですよ。 で、じゃあブルドーザー入ります。 ウィーンって行ったら、 ブルドーザーが急に横転したんですよ。 ズコーン!って。 「ブルドーザーが横転するってある?」って。 急になんかスッコーンって倒れちゃって、 なんと、このブルドーザーの運転手の方が 亡くなってしまってるんですよ。 それを機に、このGHQも、 「ここはやばい。呪われている」っていうことで、 首塚を壊さず、 そのまま今、現代、2026年も残っている という状況なんですね。 どう思われますか。行ってみたいよね。 他にもいろいろあるんですよ。 平将門の首塚の話について。 いろんな話がありすぎて、 ちょっと本当に3時間ぐらいかかりそうって感じなんで、 簡単にまとめたんですけれども。 興味ある方は、 自分で調べてみてみるといいかもしれませんね。 まあまあまあ、でも平将門のこの首塚なんですけれども、 「呪われている」とか「怖い」って…。 すみません。猫、無視してください。 いつもこんな感じなんで。 「呪われている」って思っているというよりは、 やっぱり関東のために戦ってくれた方。 関東の人々を救おうと戦ってくれた方なので、 どっちかというとこの首塚は「呪われた怨念の場」ってよりは、その「関東の守り神」だと言って、 参拝にというか、拝みに来る方もかなり多いそうですね。 パワースポット、みたいな。 ただ、この首塚でなんか悪いことをしたりとかすると、 祟りが起きるっていうのも言われています。 お気をつけて。私、行ったことないけどね。 すぐ近くだから、大手町ね。 大手町の近くとかで働いてる人さ、 お昼休みぐらいにちょっと将門さんに お手を合わせに行ってみるといいかも。 どんなランチタイム?って感じですけれども。 はい。いかがでしょうか。 面白いかな?面白い? 私個人的にめっちゃ面白いんだけど。 面白い?


はい、最後です。 これもまた面白いですね。 もう1つ。 これはね、仏像のお話です。 これも悪い呪物というよりは、 良い呪物って捉えた方がいいと思いますね。 捉えた方がいいっていうか、そういうものです。 仏像なんでね。 えっと、善光寺の「善光寺如来」。 これねフルネームめっちゃ長いんだよな。 善光寺如来…ちょっと調べます。 善光寺如来。 善光寺如来「一光三尊阿弥陀如来 (いっこうさんぞうあみだにょらい)」。 一光三尊阿弥陀如来。 漢字が多い! すごい! このね、善光寺というお寺がですね、長野県にあるんです。 私ここ行ったことあります。実は。善光寺、2023年に。 はい。もうめちゃめちゃいいところでした。 善光寺というのはですね、 結構ね、有名でして。 ちょっとことわざがね、いくつかあるんだよね。 善光寺にまつわる。 それを紹介するね。 まず1個目はですね、 「牛に引かれて善光寺参り」ということざわがあります。 牛に引かれて善光寺参り。 これはどういう意味かというとですね、 自分の意思ではなく、 思いがけない偶然の縁によって、良い方向へ導かれたり、 信仰心を持つようになったりするという例え。 自分の意思ではなく、 思いがけないラッキーが来るよ、みたいなことの意味ですね。 「牛に引かれて善光寺参り」。 これは昔々のお話がありまして、 とある信仰心がない—仏教を信じていないおばあちゃんがいて、 ある日洗濯か何かしてた時に、洗濯物を、 突然出てきた牛が洗濯物を取って行っちゃったの。 「あ、ちょ、ちょちょ!牛さん、牛さん、 ちょっと待ってください!」って行ったら、 牛がたどり着いたところが善光寺だった。 お寺だった。 布がそこにあって。もっと長い話なんですけど。 簡単に言うと、 牛に引かれて善光寺に来たら、たどり着いた。 きっとこの牛は、仏様からの使いで、 私に信仰しなさい、ということだったのでは みたいな話だったと思います。 で、そのおばあさんは、その信仰心を持ったことで、 すごく幸せになったみたいな話ですね。 これが「牛に引かれて善光寺参り」。 だから、善光寺に行くと、 なんか牛の…なんか牛がいます。 牛。本物の牛じゃないけど。 見てみてください。 あとはですね、「一生に一度は善光寺参り」 という言葉も古くから伝わっております。 一生に一度、善光寺に行きなさい、ということですね。 他にもあるんだよね。 めちゃめちゃね。この善光寺という場所はですね、 昔からものすごく、こう、なんていうの、 信仰されていたお寺なんですね。 じゃあ、ちょっと善光寺の歴史から。 長野県にある善光寺なんですけれども、 善光寺が建てられたきっかけというのはですね、 その仏像がきっかけです。 さっきの「一光三尊阿弥陀如来」かな。 ちょっと名前が長いので、 「ご本尊」と呼びますね。 ご本尊かな。 ちょっと待って、ごめんなさい。 難しい言葉が多すぎてさ、 私もさ、普段全然使わない。 ご本尊(ごほんぞん)か。 ご本尊ですね。 ご本尊と呼びますね。 このご本尊から始まっております。 このご本尊はですね、 実は日本最古の仏像、一番古い仏像と言われていまして、 一番力が強い仏像、と言われているんですね。 日本各地にお寺とかいっぱいありますけれども、 この善光寺のこの仏像、ご本尊が一番古い。 そして最強ってことですね。 もともとこれはインドから来てるんですよ。 インドから来て、仏教が日本に伝わるとともに、 この仏像も来てるんですよ。 本当に最初に来た仏像なんですね。 この仏像ですね、 その当時、日本にたどり着いた時にはですね、 日本はやっぱり神社もありますね。 神道もあります。 神道派もいれば、仏教を信仰する派もいて っていう感じだったんですよ。当時。 その当時、物部氏という人と、蘇我氏という人がいて。 蘇我氏は仏教を信仰していたんですけれども、 物部氏というのは、神道派だったんですよ。 蘇我氏がこの善光寺のこのご本尊を大切にしたい と言っていたんですけれども、 そのライバルの物部氏が「ダメだ!そんなもの…!」 みたいなことを言って、 なんとこの仏像を川に捨てちゃうんです。ボイッ!って。 「おいおいおい」と。突然。 突然いなくなっちゃうじゃん、みたいな。 その後、なんと物部氏、めちゃめちゃ強かったんですけれども、 一族、滅びます。 これがね、そのご本尊のパワーが強いと言われる 1つ目のきっかけらしいんですよね。 そのご本尊を川に捨てた物部氏が滅びたということが、 祟りなんじゃないかと ちょっと噂され始めたみたいな感じなんですね。 その後ですね、「よしみつ」さんという一般人です。 よしみつさんという方がですね、 偶然、川でご本尊を見つけるんですよ。 「なんだこれは?」みたいな。 「ありがたいぞ。なんだこれは?」ってなって。 どうやら捨てられたご本尊だ、っていうふうになって、 えっと、このよしみつさんという方はですね、 お寺を作って、長野県に 今のこの善光寺を建てるんですね。 善光寺の「善」って「よい」っていう字なんですよ。 善い光と書いて「善光」なんですけど、 この「よしみつ」さんの漢字は 「善光」と書いて「よしみつ」と読むんですね。 同じ漢字なんですよ。 義光(よしみつ)さんが作った善光寺なんですね。 漢字一緒です。 善光寺を長野県に建てます、と。 ご本尊をそこに祀った、ということですね。 ですが、これにまつわる伝説というのがいくつかありまして、 特に有名なのが、このご本尊が43年間だけ 善光寺にいない時代があったんですよ。 長野県から姿を消した、ということです。 この時代のお話がものすごく面白い。 その時代はズバリ、戦国時代です。 戦国時代は、いろいろありますね。 戦国時代とはですね、日本が荒れて戦いに戦いを重ねた時代。 だいたい150年ぐらいだと言われてるんですけれども、 15世紀末から16世紀末ぐらいと言われていますね。 江戸幕府、さっきの徳川家康さんの江戸幕府が 始まる前っていう感じですね。 戦国時代。有名な武将がたくさんいるんですけれども、 その中でも有名なのは、まず武田信玄。 最強の騎馬軍団と言われる武田信玄ですね。 馬の部隊がめちゃめちゃ強くて、 誰も勝てなかったみたいな。 伝説の武将ですね。 武田信玄(たけだしんげん)。 名前は聞いたことあると思うんですけれども。 そして織田信長(おだのぶなが)です。 織田信長もとっても有名ですね。 アニメにも出てくるしね。 ゲームにも出てくるよね。 そして豊臣秀吉(とよとみひでよし)。 豊臣秀吉ね。 そして徳川家康です。 戦国時代、とても有名だったこの4人なんですけども、 善光寺のご本尊、この4人が関わってるんですよ。 面白いですよね。 どんなことがあったかというと、 まず武田信玄。 武田信玄はですね、 結構信仰心が強くて、仏教の。 戦争をするんで、善光寺のご本尊が戦争で焼けちゃったりするの心配だなって思って、 何を考えたか、 そのご本尊とお坊さんとかも、 全員、山梨に持って行っちゃったんですよ。 山梨に「甲斐(かい)善光寺」という、 善光寺2みたいなのを作っちゃうんですよ。自分で。 え? 山梨県に実はまだあります。 山梨県に甲斐善光寺というお寺、あります。 こちらは武田信玄の関係のある、ゆかりの地として、 かなり有名なんですけれども、 長野県の善光寺のご本尊を山梨に持って行って、 勝手にお寺を作っちゃったんですね。 なんでそれをしたかというと、 自分が信仰心が強くて、とても大切なご本尊を 大切にしたいという気持ち、プラスですね、 武田信玄はめちゃめちゃ強かったんですね。 で、めちゃめちゃナルシストなんだけど、 「俺は仏に選ばれた、最強の男だ!」 って言ってたらしいんですよ。 だから「自分はこの最強の仏を自分のもとに置いておきたい」 と思ったんですね。 すごくわがまま! と、あと、ご本尊っていうのは、もうすでに ものすごい人数の人たちが信仰している仏像だったので、 「これを持っていれば人が来るんじゃないか」っていう。 実際に、この甲斐善光寺を立てた時に、 めっちゃ人来たらしいんですね。 儲かってるやないかい、と。 結果的に、武田信玄、病で亡くなります。 その後ですね、武田信玄の後を継いだ...名前なんだっけ? 武田…名前忘れたんですけども、 (武田勝頼(たけだかつより)さんです) その2代目の人はですね、 信仰心が薄くて、このご本尊を適当に扱ったらしいんですよね。 それと、見る見るうちに、 この武田家というのはどんどん弱くなっていって、 一族が滅亡します。 あんなに強かったのに。 滅亡! 終わり! この滅亡をさせたのは、織田さんなんですね。 織田家。織田信長。 この織田信長はですね、 争いが上手で、とても冷酷な男と言われておりまして。 冷たい男ですね。 信仰心ゼロです。この人。 ただですね、 信長はね、信仰心ゼロでですね、 いろんなお寺を焼き払ってるんですよ。 火、つけてるんですよ。 最低じゃん。 すごいことしてて。 ただ、この善光寺とその善光寺のご本尊だけは、 壊したり、火つけたりすると、 もう日本中の民衆から反感を買う。 怒られる、というか、 「お前ふざけんな!」ってなる。 それは良くない、ということで、 計画的な男ですよね。 ご本尊と善光寺だけは燃やさずに残したんですよ。 で、ご本尊をなんと今度は 自分の岐阜県に持って帰っちゃうんですね。 なんでみんな持って帰るの? 長野県、戻してくださいよって。 岐阜県に持って帰ってしまうんですよ。 で、「俺のもんだー!」つって。 ただ、その年の6月。 信長があの有名な「本能寺の変」で亡くなってしまうんですね。 そんなことある? その年ですよ。その年の6月に、 あんなに強かった信長、亡くなってしまうんですね。 そしてそしてそして、それを見ていたのが、 豊臣秀吉。 はい、3人まで出てきました。 豊臣秀吉さん。 今度はものすごく信仰心が熱い方でしたね。 「大切にしなきゃ」と。 ということで、 ご本尊をですね、 今度は京都に持って行ったんですよ。 いや、長野に返したれよ。 なんで誰も返さないわけ? 自分のものにしちゃうんだね。 「大切にします」って言って、 自分の京都に持って帰ったんですね。 で、京都に持って帰って、 「本当に大切にします!」ってやってたんですけれども、 なんとこの後すぐ、病に倒れます。 豊臣秀吉さんも、ものすごい権力者で、 ものすごい力を持ってたんですけれども、 病に倒れてしまうんですね。突然。 で、豊臣さん。この病に倒れて寝ているとですね、 夢でこのご本尊から、 「私を善光寺に戻せ」と。 「長野県に戻してくれ」という夢を見るんですよ。 それで「これはまずい!」って言って、 豊臣秀吉さんは、このご本尊を部下に、 長野県へ送ってくれ、と頼んだんですね。 で、京都から長野に出発しました。ご本尊が。 その翌日に、豊臣秀吉さんは亡くなってしまうんですね。 そんなことある? 結構偶然、重なってるねって。 その夢を見て、戻して、 その次の日、亡くなるんですね。 そしてそしてそして、それをさらに見ていた徳川家康。 これはまずいと。 ね。 「これはまずい」ってなって、 「もうご本尊は善光寺から動かしてはなりません」と。 「長野県から出してはいけない」と。 ご本尊。 で、さらにですね、 毎年毎年、善光寺にお金を寄付するようにしたんですよ。 徳川家康。 結果的に徳川家康はですね、戦国時代を終わらせてですね、 江戸幕府を開いて、江戸時代が始まります。 そして江戸時代は、 なんと徳川一族の長い時代があったんですけれども、 なんと260年、一族が続いたという長い歴史があるんですね。 これはご本尊を大切にした徳川家康の おかげだったからなのかな、みたいな話ですね。 面白いですよね。 なんか、本当か嘘か、そのご本尊のせいで、 その一族が滅びたとか、亡くなったとか、 結構偶然は重なってるんですけれども、 なんか個人的に、このめちゃめちゃ強い武将4人、 日本の歴史の授業で100回くらい 名前聞いてますっていうこの4人が、 こぞってこのご本尊の取り合いをしていたっていうのが、 結構面白いなと思って。 このご本尊ね、 みなさん見たいと思うと思うんですけれども、 このご本尊なんですけれども、 今「絶対秘仏」となっているんですよ。 絶対秘仏。 絶対に秘密の「秘」の仏、って書いて絶対秘仏。 どういうのかというと、 「絶対に見られません」ということです。 誰も見られません。 このね、ご本尊はですね、 あの、なんか…なんかね、箱かなんかに入っているかな? 分かんないんだけど、 もう善光寺のお坊さんとかも見てないんですよ。 見れないんですよ。 だから今生きている人、 1人もこのご本尊を見たことがないってことですね。 絶対秘仏になっているので、見れません。 だから都市伝説で、 本当はこのご本尊、存在していないんじゃないか説 みたいなのがあるんだよね。 ないから隠してるんじゃないの?みたいな。 もうなくなっちゃっているという事実を隠すために、 絶対秘密にしてるんじゃないかという説もあって、 これは本当に都市伝説ですね。 なぜなら誰も見たことがないから。 面白くね? ただですね、 このご本尊なんですけれども、 そのご本尊と全く同じ形をした 「前立本尊(まえだちほんぞん)」というのがあるんですよ。 前に立っている本尊、ですね。 このご本尊は見れないんだけど、 この前立本尊というのは見れるんですよ。 全く同じ形。 「それってなんかレプリカじゃん」みたいな。 「意味ないじゃん。コピーじゃん」と思う方 いると思うんですけれども、 そんな簡単な話じゃなくて、 確かに本物じゃないんだけど、 もう何百年という、下手したら千年とかを このご本尊の代わりに、 信仰の対象とされていた仏像なんですね。 だからこの前立本尊も、とっても大切なんですよ。 この前立本尊、いつから存在しているかというとですね、 戦国時代の武田信玄は、 すでにこの前立本尊も一緒に盗んでるんですよ。 盗んで、山梨県に行ってるんですよ。 この本尊と前立本尊を盗んでるんで、武田信玄が。 だから戦国時代の時から、 もうご本尊は多分絶対秘仏になっていて、 前立本尊をみなさんこう、あの、信仰していた っていう状況になってますね。 だから、このご本尊を最後に見た人は、 何年前の方なんだろうか、っていうね。 なんで絶対秘仏になっちゃったのかも、 ちょっと調べがいがありそうですね。 っていう。 この前立本尊は、さらに普通に見れるわけじゃないんですよ。 これ、7年に1回しか見れません。 嘘でしょ?って。 どんだけ隠されてるの、この善光寺っていう。 7年に1回だけね、この御開帳(ごかいちょう)っていう時期が、 確かに3ヶ月ぐらいしかないんですよ。 3ヶ月ぐらいの、7年に1回のこの短い時間だけ見れるんですね。 で、御開帳っていう扉が開いてですね、 この前立本尊が見れるんですよ。 で、私はこの7年に1度の御開帳に行ったんですよ。 2023年に。 最後の。 で、私、全く知らなくて、この話。 「あ、善光寺ね」みたいな。 「長野県にあるお寺だよね」ぐらいの感覚で、 うちのお母さんについてったんですよ。 で、なんか見ました。 めっちゃ遠かったけど。 「御開帳です!」みたいな感じで扉がパーッて開いて、 あの、ありました。 よく見えなかったけど、ありました。確実に。この前立本尊。 でも、マジで1分ぐらいで扉がピャーって閉まっちゃって 「はい、今日は終わり」みたいな。 「うえー!」みたいな。 「マジで一瞬じゃん!」みたいな感じでしたけれども。 ぜひみなさん、次回...2023年だから、 次いつだ?2030年? え? 4、5、6、7、8、9…そうだよね。2030年だよね。 2030年の多分6月とか5月・6月・7月、 その間の3ヶ月間だけ御開帳あります。 ぜひそれを機に行ってみてください。 いや、分かんないけど、 私2023年から運気上がっている気がするんだよね。 なんかいいことばっかりでさ。 人生上り調子なんだけど。 これは猫のモナ君が来たおかげだってずっと思ってたんだけど、 もしかしたら御開帳を見て、 前立本尊を拝めたからかもしれないですね。 知らんけど! ということで、 みなさん、長い間聞いていただき、 ありがとうございます。 疲れました。 何か質問があったらググってください。 私もね、あんまり…今回調べてね、 もっといっぱいお伝えしたかったんだけど、 難しくてさ。 いろいろとね。 もっと調べがいがあるね。 今回「呪物」で調べたんだけど、 もっと他にもね、 日本で面白い言い伝えとか、 伝説とかがあるんじゃないかなと思っております。 一番身近なところで言うと、 東京・大手町の平将門の首塚はね、 いつか絶対行ってみたいなと思いますし、 善光寺も、もう一回この話を聞いた上で、 もう一回行ってみたいと、 私は思いますね。 で、可能であれば、 お菊井戸—姫路城ですね— 姫路城を訪れた際には、 お菊井戸にも手を合わせたいなと思います。 「妖刀・村正」はね、 徳川美術館に行けば見れるらしいんだけど、 そんなに興味ないですね。 刀好きな人ね、ぜひ見てみて。 でも、人を魅了させるぐらい魅力的な刀らしいから、 ちょっと気になりますね。 はい、では以上!


今日話した話、またトランスクリプトを作りますので、 私のウェブサイトをチェックしてみてください! えー、Instagram、Youtube こちらのフォローもよろしくお願いします。 Youtubeではですね、メンバーシップで ゲームのプレイ動画を見れますので、 ぜひメンバーシップ参加してみてください。 いや、『Baldur’s Gate 3』やりたいんだけどさ、 ちょっと割引待ってます。 今『Baldur’s Gate 3』割引待ち。 高いから。 なんか発売した直後だったら、 正規の値段で買っていい気がするんですけど、 最近結構割引出てる中で、 正規の値段で買うのは、 ちょっと…すごい損した気持ちになっちゃうから、 割引待ち中って感じですね。 あとですね、Sunny Side Japanese Podcastあります。 ほかの先生と一緒にお話ししている 対話式のポッドキャストなので、 こちらもぜひチェックしてみてください。 あとYUYUさんと「Haruと日本語、YUYUの日本語?」 「HaruとYUYUのゲームで日本語」 というポッドキャストもあります YUYUさんとゲームについてお話ししてますので、 こちらもフォローお願いします。 実は最近エピソードを収録したんですけれども、 まだアップしてないね。すいません。 はい、あとPatreonですね。 今日いっぱい難しい言葉、出ましたので、 ぜひPatreonで言葉の勉強をしてみてください。 お待ちしております。 いや、しゃべり疲れちゃったよ。 この後、私「OYASUMI PODCAST」も 収録しようと思ったけど、無理だね。 いや、でも個人的にはこのトピック、 すげー面白かったなーって思ってます。 みなさんの感想も教えてくれたらいいなと思います。 まぁ「そんなものを1つも信じません」 っていう人もいると思うんだよね。 結構、日本の方だったら、 結構こういうの信じるみたいな人多いと思うんだけど、 やっぱ宗教観とかさ、 やっぱ文化によって違うじゃん、感覚が。 だから、「いやいやいやいや、信じねえよ。こんなもん」 って思ってる方もいると思うんですけれどもね。 うーん、まあ、歴史として見ると面白いなって感じしません? 日本の歴史として。 あんなに強い武将たちがさ、こんなことしてたんだ、みたいな。 はい、ということで、以上です。 みなさんお疲れさまでした。 また次回。 さよなら~!


<単語/Vocabulary✏️>            

さかのぼる

呪物

呪い

呪術

宿る

恨み

まじない

怨念

憎しみ

祟り

災い

もたらす

災害

怪我

胎児

妖刀

都市伝説

擬人化

魅了される

手放せなくなる

狂わせる

半信半疑

一族

数百本

現存する

有名人

偉人

冷静

切れ味

井戸

まつわる

埋める

由来

武将

どうにか

忠臣

正式

愛人

女中

見事

毒殺

突き止める                                

態度

逆恨み

散々

挙句

殺害

罪をなすりつける

保管

実在

定か

祀る

総称

諸説

演目

濃ゆい

一旦

打ち切り

噛む

異様

手を合わせる

まき散らす

裏切る

末に

反乱

民衆

言い伝え

寸前

自害

捕らえる

解放

人格者 

晒し首

腐る

歯ぎしり

短歌

詠む

心霊現象

祀る

戦後

支配下

横転

参拝

お手を合わせる

仏像

捉える

思いがけない

偶然

導かれる

信仰心

仏様

使い

一生に一度

古くから

ご本尊

最古

一族

滅びる

ズバリ

荒れる

世紀末

騎馬

伝説

ゆかりの地

儲かる

継ぐ

滅亡

冷酷

焼き払う

反感を買う

権力者

こぞって

取り合い

絶対秘仏

下手したら

御開帳

拝む

運気

上り調子

魅力的

正規

損する




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