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EP-272 日本の外国人差別 Foreigners and Discrimination in Japan

  • 執筆者の写真: Haruka
    Haruka
  • 1 時間前
  • 読了時間: 21分

🇯🇵Japanese Speaking Class/Sunny Side Japanese🌞


はい、みなさんこんにちは。お元気でしょうか?はい!今日はニュースポッドキャストになります。で、トピックは日本の差別、外国人差別です。について話していきたいと思います。結構前にね、この話をしたいっていうふうに みなさんにお伝えしたと思うんですけど、ちょっと時間が経ってしまいました。大変お待たせいたしました。理由はですね、やっぱりこのトピックを話すには、いろいろ考えて、何を話すべきなのかとか。いろいろ考えていたり。で、旅行とか引っ越しとかあってちょっと落ち着かない。落ち着いてからちゃんと話そうっていうふうに決めていたら、 こんなに時間が経っちゃったという。大変お待たせいたしました。今日の話はですね、すごくセンシティブだし、もしかしたらね、実際に日本で嫌な経験を された方もたくさんいると思うんですよね。やっぱりこの経験って人それぞれだと思ってて、日本で全くそういう差別的な経験をしたことがない、 されたことがないっていう人ももちろんいると思うし、逆に嫌な経験をしたっていう人もいると思うんですね。だから意見が様々で、いろんな見方で、 いろんな側面があると思うので、ちょっと難しい話なんですけど、今日はですね、ちょっと時間が限られているので、すべての差別について話すことができないし、私もすべてを把握しているわけじゃないので話せないんですけど、一つ目ね、日本のニュースとかでも 話題になっている大きなトピック。そして日常的な差別。そしてコメントとかでたまに聞かれる、「なんで日本人は外国人に対して英語をしゃべるのか?」 という疑問。結構聞かれることが多いので、 これについて話していきたいと思います。


まずですね、ニュースになるぐらい大きな問題になっている話。それはですね、技能実習制度のことです。技能実習制度、みなさん聞いたことありますか?これはですね、主にアジア諸国ですね。ベトナムとか中国とか、フィリピンとかカンボジア、 インドネシアとかアジア諸国の人が日本の技術を学びに来るっていう制度です。この学びに来る人たちを「技能実習生」って言うんですけど、技能実習生の実習期間は原則3年。そして農業、建設、介護などの分野で働きます。で、さっき紹介した通り、 名目上は研修とか技術の取得なんですね。だから一見すごい良い制度だと思うじゃないですか。それぞれいろんな国にいろんな技術がありますから、 日本の技術を他の国にもシェアをするっていうね。ただ現状は安価な労働力として、技能実習生が利用されているというケースが 多いということですね。で、これに本当に問題が絶えなくて、毎年毎年。主な問題はまず、低賃金。給料がすごく安い。そして重労働、長時間労働ですね。そして厳しいルールがあるところも結構あるんですよね。例えば「外出は夜7時まで、8時まで」とか、 子供みたいなルールをつけられたりとか、あと「お酒を飲んではいけない」とか、 高校生とかみたいなルールをつけられたりとか、あとはIDを没収されるところもありますね。なんか勝手に逃げないようにするためにとか。 パスポートを没収するとか。あとはハラスメントですね。暴力もあるし、セクシャルハラスメントもあるし、 言葉でする暴力もありますね。あとはですね、悪質なブローカー、職業紹介業者の存在。その技能実習生に仕事を紹介する人たちがいるんですけど、その人たちが仕事を紹介する代わりに、 その技能実習生から大金を払わせる。この技能実習生は、そうなると借金を背負ったまま 日本に来ることになるんですね。だから、でもブローカーたちは 「日本に来たらこんな借金はすぐに払えるから」とか嘘ついて、でも実際に行ってみたら、全然給料が低くて、 帰りたいけど帰れないみたいな状況。2023年のニュースを見つけたんですけど、2023年のニュースで、2022年に、職場からいなくなった技能実習生は9753人。ほぼ1万人ですね。その前の年よりも747人増えている。これまでで最も多くなりました。技能実習生全体のおよそ50人に1人の割合で いなくなっているということですね。結構最近なニュースじゃないですか。最近で最も多くなってるっていうのは、 年々増えてるということですよね。まぁなんか、これはなんていうんだろうな。個人的に、差別とかそういう 「外国人だ」っていう話を抜きにして、人間に、なんでそういうことができるのかっていうのが 不思議でなりませんね。そういう会社の人たちって、 悪質なブローカーとかって金儲けじゃないですか。金儲けで悪さする人っていっぱいいるんですよね。ただ、工場とかそういう農業とか建設とか介護とかで 普通に働いているスタッフの人たちも、そういう悪いことをしているわけじゃないですか。人権を無視した行動というか。でもそういう人たちにとっても、 家族が存在するわけじゃないですか。親がいるとか、子供がいる、パートナーがいるっていう人も もちろんいると思うんで。不思議ですよね。そういう人がそんな差別的なことをするっていうのが、私には理解ができないなっていう話ですけれども。


ただこの技能実習制度は、 あまりにも実態がひどすぎるということで、今、新しい制度に変更されています。変更される予定ですね。それが育成就労制度。育成就労制度。2024年の法改正で導入が決まり、 2027年の6月までに施行される予定。もうちょっと先ですけれども。何が違うかというとですね、まず転籍が可能。技能実習制度の場合は 会社を変えることが原則できなかったんですね。でもこの新しい育成就労制度は、それができる。もし問題があった場合、その会社を辞めて 別の会社に移動することができるということですね。あとは支援団体の支援とか保護を強化すること。あとは民間企業の関与を禁止する。だから悪質ブローカーとか職業紹介業者、金儲けのために外国の技能実習生から大金を払わせるようなことはないようにするということですね。すべて国の団体が運営をするというふうに決まりました。最初からそうしとけばよかったのにって思うし、個人的にはこの問題を変えるの、遅くないかと。何か対策を打つのが、私は遅いんじゃないかなと思いますけど。もし今後、日本に来る時に、こういう制度を使って日本に行きますっていう人 いると思うんですけど、もし問題があったら必ず支援団体とかに相談すると、必ず助けてくれると思いますので、気をつけてくださいね。これが一番、日本の中でニュースになっている外国人差別の話ですね。


他にもですね、いろいろあるんですよ。例えば入管、入国管理局に捕まるというか、留置されていた、ちょっとビザが切れてしまって 帰らなきゃいけないのに帰ってなくて、入管に滞在していたスリランカ人の女性が、入管のスタッフから、適切な対応をされずにご飯とかなかなか与えられなかったとか、 体調が悪くて病気を訴えているのに、薬をもらえなかったっていうので、亡くなったっていうニュースが3年前くらいにありましたね、スリランカの女性。名古屋の入管で起きた事件ですね。もちろんね、そのビザが切れているのに日本に 滞在してるっていうことは、良くないことですけど、だからといって人権を無視するような対応。ご飯をしっかりと与えないとか、病気なのに病院に行かせないみたいなことはおかしな話ですよね。結果、人が亡くなっているという事件は、 かなり痛ましいことだと思うので、そういう問題も最近よくニュースに出ておりますね。


ちょっと時間が限られているので、 次のトピックに行きたいと思います。次は日常的な差別ですね。これは、みなさんに一番関係することだと思います。例えばですね、一つ。賃貸住宅の拒否。家を借りるのを拒否されるってことですね。よく「外国人OK」って書いてある物件とか、 「外国人お断り」って書いてある物件、よくありますよね。それはちょっと意味わかんないですよね。「外国人お断り」っていうのが始まったのは、 多分結構前だと思うんですよね。多分その時はですね、おそらく理由は 「コミュニケーションがうまく取れない」。だから 「トラブルがあった時に対処できないから、それは困る」と。だからそういうのをしたりとか、あとは日本は結構マナーとかがすごい厳しいので、ゴミの問題とかご近所さんの問題とか、すごいあるんですよ。めんどくさいことに。だから、そういうことを守れないからっていう理由で、 多分外国人をお断りにしてる人がいると思うんですけど、でも、日本語喋れる人もいっぱいいますし、今の時代。日本のマナーについて日本人よりフォローしてる人もたくさんいるじゃないですか。だから、会いもせずに、会わずに、外国人だという理由でお断りするのは、それは立派な差別だと思いますね。直接会って、この人結構問題があるなって思ったりとか、コミュニケーションが全く取れないっていうのだったら、 まあ、しょうがないかなと思ったりもしますけど。会いもせずにね、外国人だからという理由で断るっていうのは、ちょっとかなり時代遅れっていうか、 いつの時代でも良くないですけど。


あとはですね、クレジットカードが作れないとかね。あとは就職差別。外国人だから、外国籍だから入社を断られる、 面接が受けられないとか、そういうケースですね。日本語が喋れないっていうのは、仕方ないと思いますね。例えば、日本語が喋れないから 面接を断るっていうのはあるじゃないですか。もちろん同僚はみんな日本人の場合が多かったりするので。ただ、そうじゃなくて、ただ「外国人だから」という理由でお断りするのは、ちょっとおかしいなと思いますね。あとは警察の職務質問。これもね、みなさん経験ある方いると思うんですけど。街歩いてたら、特に夜ね、警察に突然「あなた今何してるんですか?ID持ってますか?」って聞かれるっていうね。まあ、この職務質問っていうのは何でするかというと、 警察のパトロールですね。なんか変な人がいないかとか、危ない人を見つけて聞いて、未然に犯罪とか、ドラッグとかもね、見つけて、 未然に犯罪を阻止するための職務質問ってあるんですけど。外国人だからという理由で、外見で判断して、 頻繁に職務質問をするっていうケースがありますね。これはね、外国人の人だけじゃなくて、日本人でも、例えば、すごいヒゲが生えてる人とか、ちょっと派手な服装してる人とか、ちょっとタトゥーがある人とかを捕まえて、 職務質問するっていうケースがあるようで。まあ、外国人だから危ない人じゃないよっていう話ですよね。そのような形ですね。まだまだありますけれども、日常的な差別。私はこの「外国人お断り」の物件は、ちょっと即急にね、 何とかした方がいいと思いますね。はい。


あとはですね、次、最後のトピックなんですけど、「なんで日本人が外国人に対して英語を喋るのか」 という話ですね。これはね、すごいよく聞かれるんですよ。「なんでなんですか?」「それは差別なんですか?」「悪意のあることなんですか?」みたいなことをよく聞かれるんですよね。で、多分みなさんにとっては、 結構ショッキングな話かもしれない。特に、多国籍国家、多民族国家の国から来てる場合とかは、 多分信じられないことかもしれないですね。ただね、日本生まれ、日本育ちの私からすると、 「ああ、それね」っていう気持ちなんですよ。それを今日はちょっと私から見た、「なぜ日本人が英語を喋るのか」というトピックを、 私から見たものですね、お話したいと思います。これについて私いろいろ調べたんですけど、 いかんせんデータがないんですよ。「なんで英語を喋るのか」っていうデータがまだなくて、データがないとかニュースがない= これはまだ日本人にとって新しいトピックなんですね。まだ知らない人がいるトピックということです。まずですね、なんでこれが起こるかというと。まずこれは悪いところ。 日本では基本的に見た目で判断する人が多いんですよ。見た目で判断して、この人が良い人・悪い人って判断するわけじゃなくて、「この人がどこ出身なのか」みたいな。「どこ生まれなのか」っていうのを 見た目で判断したりするんですよね。そうなんですよ。だから英語を話してしまうっていうのが、まず一つありますね。


で、「いやいやいや、でも私は日本語喋ってるし、すべての人が英語を喋れるわけじゃないし、私の国の言語は英語じゃないし」っていう意見もあると思うんですよね。そもそも。で、まずベースとして、日本人は見た目で「外国人か外国人じゃないか」っていうのを判断するっていうのがあります。その後に、これはね、悪意のある差別…差別かもしれないんですけど、悪意のある差別ではないと思います。このトピックに関しては。なんでそう思うかというと、もし悪意のある差別だったら、ヘイトの気持ちがあるとしたら、 逆に多分、超日本語喋ってくると思いますね。「ここは日本なんだから日本語喋れ」っていう人。「日本語下手くそなやつ許さない」っていうタイプですね。とか、無視するとか、悪口言うとか、「シッシッ」とか「こっち来るな」とか「出てけ」とか、そういうことを言う人は悪意のある差別。ただ、みなさんに英語を喋ってくる人は、 悪意があるわけではないです。逆に親切心で喋ってます。それだけは、ちょっとみなさんに伝えておこうと思いますね。


で、これはね、私の推測なんですけど。日本ってすごく英語に対する コンプレックスを持ってる人がすごく多いんですね。本当に多いんですよ。英語に対するコンプレックス。中学校、下手したら小学校、幼稚園から英語を勉強しているのにも関わらず、英語の勉強量も半端じゃないんですよ。バーってみんな英語を勉強するのに、 ほとんどの人が話せないんですね、日本人の人って。私も大学生の時代はそうでした。やっぱり英語へのネガティブコンプレックスっていうのがあって、できれば話したくないし、嫌なんですよね。他の人が喋れることに関して、「うわぁ、すげぇなぁ」とかジェラス!みたいなね、嫉妬とか劣等感を感じたりするんですよ。この英語への恐怖心、コンプレックスが想像以上に多いのを、 まずちょっとみなさんにお伝えしたくて。だからね、外国の方と話すと緊張するのは、 そこから結構生まれてますね。見た目が怖いからとかじゃないですね。 (そういう人もいるけど...)そういうんじゃない。 見た目が自分より大きいからとか、そういう話じゃなくて。「英語を喋らなきゃいけない」という恐怖心があるのが、一番多分、外国の人と喋るのに緊張するって言われる理由の大きな問題だと思いますね。


いやいやいや、英語、別に話せなくていいじゃん って思うかもしれないんですけど。まず第一に、日本にいる外国人のほとんどの人は、日本語、みなさんみたいに日本語が話せない人が多いんですね。 (みんなは上手だけどほとんどの人が話せないということです)特に今。最近よりこの「外国人に対して英語を喋る」 っていう事案がすごく増えてるらしくて、結構、日本のハーフのインフルエンサーの方とか、昔は普通に自分にみんな日本語喋りかけてたのに、最近「外国人だ」と思われて英語を喋りかけられるようになったって言ってる人が結構ちらほらいて。何が起こってるかというと、今、日本にいる外国の人のほとんどは観光客とかが多いんですよね。最近来た人とか。やっぱり、みなさんみたいに日本語を 熱心に勉強されている方もいるんですけど、そうじゃない人がやっぱりほとんどなんですよね。そう、だから日々、英語を喋らなきゃいけない人の方が多いんですよ。で、そこプラス、英語への恐怖心があって、「英語を話さなきゃいけない」「外国の人が来たら英語を話さなきゃいけない」っていうマインドになってしまってるんですよね。もちろん、すべての国の人が英語を喋れる、 英語が母語だというわけじゃないっていうのは知ってます。もちろん、フランス人はフランス語だし、ブラジル人はポルトガル語だし、 韓国人は韓国語って、もちろん分かりますけれども。みんなが思ってるのは、「第二言語としてみんな英語が喋れる」っていうふうに思ってる 日本人の人、すごく多いんですよ。「第二言語としてみんな英語がペラペラ」。よく私があるのが、日本語教師じゃないですか。で、「私、日本語教師なんだよね」って言うと、「えー、すごい!英語で日本語教えてんだ!」 って絶対言われます。絶対言われる。で、「いやいや、英語じゃないよ」って。 「なんで?どうやって教えるの?」って言われたら、「いやいや、別に英語が喋れない国の人もいるし」って言ったら、「え、そうなの?」っていう人と「あー、そっか、今気づいた」 っていうこの大体この2パターンのリアクションなんですね。それぐらい、「日本人以外の国の人たちは英語をペラペラ第二言語としてしゃべれる」みたいな感覚があるっぽくて。だからより一層、「やばい、英語喋らなきゃいけない」っていう強いプレッシャーを抱えている人が多いんじゃないかなと思います。これは私がアルバイト時代に経験したことですね。周りのスタッフさんとか、私も含めて、 外国の人が来ると結構緊張しちゃうんですよ。「お客さん、外国人だ!やばいよ!英語喋れるやついないの!?」みたいな感じになってたのは、すごい覚えてますね。っていう、いや、もちろんね、だとしても「失礼だろう」と、みなさん思うと思う。「だとしても、ちょっと納得いかない」 って思う方いると思うんですけど。確かに別にこのことが良いことではないんですけど、悪意がないことというか、日本人側のプレッシャーを抱えている、その劣等感があるっていうのも、みなさんにちょっとシェアしておきたいなというふうに(思いました)。「なんでこっちが日本語喋ってんのに、英語喋ってくるのか」っていうのも、完全に頭の中で「やばい!」ってなってる。「やばい、向こう日本語喋ってるけど、そんなこと気にしてる時間ない」というか、「もう英語マインドになって、一生懸命英語でどうやって伝えればいいかなっていう。ディス イズ アー カフェみたいな。そういう焦りになっちゃってるから、向こうが日本語喋っててもお構いなしに 英語が出てきちゃうっていう問題があると思いますね。


で、あともう一つ、これはシンプルに考えられるのが「英語勉強中」「英語喋りたい」っていうの、ありますね。これもね、かなり多いんじゃないかなと思います。で、最近やっぱり日本にもたくさんの人が来るようになったから、英語の勉強っていうのが以前よりも、 なんていうの、増えているらしくて。英語を勉強している人が。昔から日本では英語を勉強している人多いんですけど、 うちの母とかも勉強しているし。うちの母とかね、すごい典型的なんですけど、外国の人が来ると、必ず「Hi!」って言って、 全力の英語で行くみたいな。で、向こうの方が日本語うまいのに、英語で行くみたいな。英語を話したいんですよ。うちの母は。私が「なんかちょっと、向こうの日本語の方が絶対上手いから」って言って、最終的には日本語で会話してるんですけど。だから、自分が英語を話したい。例えば接客業の人とか、接客のために勉強した英語を話したいって言って、英語で話してくる人も多いと思いますね。みなさんがね、みなさんの国でもし日本人を見つけたら、 日本語を話したいって思うじゃないですか。それとちょっと似てるような気持ちがあると思いますね。


私はこれを調べた時に、 同じようなことをビデオにしてる人がいて。外国人として日本に長く住んでるんだけど、未だに英語を話されるということを話しているインタビューみたいなのがあって。で、そのコメントを私は見たんですね。そしたらみんな、「え、知らなかった!」「英語の方が伝わると思って英語で喋ってた」とか言ってる人もいたし、「私は以前、外国の人に日本語で話してほしいって言われたから、相手が話した言語で返した方がいいっていうのを学びました」そういうコメントばっかりだったんですね。 「知らなかったから気をつけます」とか。だから、まだみんなそういうことを知らない人が多いですね。「相手が喋った言語で返すべき」っていう、そのマナーみたいなものを知らない人が、すごく多いんじゃないかなと思いました。私も最近になってようやく、 そういう理解ができてるような気がしますね。なんかフランスに来て、いろいろやっぱり学ぶし、外国人の友人とか生徒さんからいろいろ聞く話もありますね。はい。という。で、まあそれでもね、英語を喋ってくることに「嫌だ」とね。やっぱ日本語喋りたいじゃん! みんな日本語一生懸命勉強したんだからね。だから私は、そういう場合は、 もし向こうが英語とかを喋ってきた場合ね。普通に「すいません、私、日本語勉強してるので、日本語で話してくれませんか?」とか言うと、一番いい気がする。「あ、すいません」ってなると思う。言ってみてください。もし英語できたら「ああ…」みたいな感じで流すんじゃなくて、「すいません、私、日本語勉強してるので、 日本語メニューください」とか「日本語で話してくれませんか?」って言うと、 お互い多分ハッピーになるんじゃないかなと。ちょっと長く話しちゃいましたけれども、いかがでしょうか。もっといろんな話があるんですけれども、 ちょっとビデオで話せるのはここまでかな。


でもね、今ね、昨今の日本旅行ブームによって、 外国人への印象がかなり変化してます。SNSとか見ると、「ネガティブイメージを持ってる日本人が多いんじゃないか」って、みなさん思うと思うんですね。なんかオーバーツーリズムの話とか、いろいろあるじゃん。「マナーを守らない外国人」とか「迷惑外国人YouTuber」とか、あると思うんですけど、それは結構一部であって、ほとんどの人が逆ですね。外国の人に興味を持つ人の方が多いと思います。「なんで日本に来るんだろうか」とか「日本と他の文化の違い」とか。「じゃあ、他の言語を勉強したい」みたいな人の方が圧倒的に多いと思いますね。SNSはね、結構ネガティブキャンペーンの方が 多かったりしますから。


最後に、やっぱ差別ってなかなか難しくて、 やっぱ数えきれない種類があると思うんですよ。その、外国人差別、その人種差別っていうのもあっても、 数えきれない種類があると思うんですね。で、例えばそのすべての差別が100個あるとする。すべての差別が100個あるとして、 その100個全部知ってる人っていないと思うんですよね。私的に。で、80知ってる人もいれば、20しか知らないみたいな人もいて、50知ってる人とか。それってその人が生まれ育った国、地域、家庭環境、その国の文化、風習、 すべてによってその数値が変わってくると思うんですよね。80の人、70の人、20の人っていうのは。で、なんか日本は多分40ぐらいで、 他の先進国に比べるとかなり低いと思いますね。まあ、それはいろんな歴史とか文化、風習、国民性とか、 いろいろ関係があって。やっぱ日本って、いい意味でも悪い意味でも、 なんか独特な国というか。だから、日本は今「40」であって、 多分、私は「60」ぐらいだと思うんだけど。まだまだなんか、フランスに半年前に来て、 全然知らなかったこととかもいっぱいあって。だから多分、フランスはもっと高いです。「70」とかだと思う。で、なんかいろんな人と話して、いろんなことを学んでいます。日々ね、差別について。だからなんか高い数値の人、「80」とか「90」とかの人が日本に来ると、結構びっくりすると思いますね。その差が。日本ってやっぱり先進国で、 技術が発展してるみたいなイメージあると思うんですけど、そういう差別というか、グローバリズム的な部分では、 まだまだ。全然まだまだです。だからなんか、ショックを受けてしまうかもしれないし、傷つく人もいるかもしれなくて。 それはすごい大変申し訳ないなと思いますね。でも今、少しずつ日本は変わりつつあると思います。どういう方向性に行くかわからないですけど、今後の日本がね。ただね、やっぱり文化ってね、日本の文化が好きって言える人もたくさんいると思うんですけど、やっぱ文化って基本的に国に住んでる人たちが作り上げた 文化があるから、その国の人たちにとってはいい文化かもしれないけど、そうじゃない人たちにとっては嫌な文化っていうのもいっぱいあると思うんですよ。古い感じの文化とかね。その国に住んでる人たちにとっては 当たり前の文化だったりするけど、他の国にとっては「なんだこれ?」みたいなものとかもあって。いい文化、悪い文化ってあると思うんですよね。文化って。だから日本はね、でもやっぱり、日本の素敵な文化って、みなさんが好きな日本の独特な文化っていうのは、 閉鎖的な保守的な日本が生んだ文化でもあるんですよね。今までの。その、なんか鎖国とかしてた日本で、こういう保守的だからこそ、独特な文化が生まれて、今があると思うんですよね。だから、そのいい文化を残しつつも、なんかこの悪い文化を少しずつ変えていけたらなと思ってますね。


まあ、個人的に一番嫌なのは、日本をすごい楽しみに来てくれた人とか、一生懸命日本の勉強とか日本の文化を勉強して、日本に来た人たちが嫌な思いをしたりするのは一番嫌ですし、逆に、日本の人たちが誤解されるっていうのも、 少しなんか嫌だというか、もったいない感じがありますので、難しいけどね。とにかくね、みなさんが日本を100%の気持ちで楽しめるような場所になれたらいいなと思いますね。いかがでしたでしょうか。すごく長くなっちゃったので、いつものこの後の宣伝タイムはカットします。30分ぐらい喋ってしまいましたね。いろんな意見があると思うんですけれども、 今後の日本に期待したいかなと、私は思います。今後の日本の世代、若い人たちとか。はい、では以上です。それではまた次回。さようなら〜!


<単語/Vocabulary✏️>

側面

把握する

農業

建設

介護

分野

習得する

名目

研修

原則

没収する

背負う

法改正

導入する

施行する

転籍

関与する

民間企業

対策を打つ

入管

留置する

適切な

訴える

痛ましい

賃貸住宅

拒否する

対処する

外国籍

職務質問

未然に

阻止する

頻繁に

即急に

悪意

多民族国家

いかんせん

推測

嫉妬

劣等感

コンプレックス

事案

母語

第二言語

圧倒的に

先進国

数値

閉鎖的な

保守的な

鎖国

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